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子どもの頃の1番辛かったこと(主婦ASDの場合)

 定型発達のパパ、長女、ASD(自閉スペクトラム症)と診断された長男、ママの4人家族です。

 私(ママ)と長男は、似ていて、「話す」「聞く」の学習障害を持つタイプのASD(自閉スペクトラム症)になります。その代償として、視覚が優位に発達してしまっています。

 私の子どもの頃の1番辛かったことについてですが、大人や年上からの叱責、いじめ、体罰になります。
 しかし、この経験は、時代の影響はかなり大きかったと現在は思っています。

 私にも原因はあったとも思います。私は、子どもの頃、興味に偏りがあり、大人達については遠い存在で、興味を向けることがあまり出来ない傾向がありました。
 だから、大人達への礼儀、愛想、愛嬌は他の子どもに比べて良くなかったと思います。
 私の子どもの頃は、小さい子であっても大人や年上への礼儀、愛嬌は大変 重要視されていたと思います。私自身、成長するにつれて、大人や年上への礼儀、愛嬌をなんとか身につけていくことが出来ていったと思います。

具体的な経験

 
 具体的な私の子どもの頃の経験を、長くなってしまいますが、いくつか挙げさせていただきます。
 例えば、教師からの長時間の叱責や体罰がありました。一人挙げさせていただくと、その教師は持病があり、精神不安定と周囲から言われていた方で、数年後休職・退職をされましたが、その教師から受ける長時間の叱責、鳴り響く怒鳴り声、周囲の目線がとても辛かったことを覚えています。
 教師による叱責、体罰はよくある時代だったので、周りの大人や年上のきょうだいに自分の状況を相談しても、「大人からストレスのはけ口の対象にされたんだね、逃げ方を覚えないと。」と言われる状況でした。
 他には、塾の帰りの夜道で大人から痴漢にあうことがありました。周囲に相談しても「よくあることだよ。」と言われていました。親やもっと上の世代の女の人達は、もっと酷い目にあってきていると言われてしまう状況でした。
 また他には、義理の おじ に度々、親がいない隙に、暴言を吐かれていて、周囲に相談すると、「あのおじさんは、子どもの頃に虐待を大人から受けていたから、あなたが気に食わないのかな。気をつけて。」と言われて、終わってしまっていました。
 私の場合、こういった出来事は、度々起きていて、子どもの頃は、大変辛くて、隠れて一人でよく泣いていたことを思い出します。

 私が、当時子どもの頃に抱いた感情は、自分の身は自分で守らないといけないというものでした。
 
 現在は、大人や私自身も悪かったかもしれないが、誰が悪かったとかというより、
 

 時代が悪かった、時代の影響は大きかった


と思っています。
 現在の子ども達、未来の子ども達において、人権が尊重されることを願っています。🙇‍♀️

 ASD(自閉スペクトラム症)、脳の多様性について発信させていただいています。現在の子ども達が生きる未来では、多様性を認め合える世の中になっていることを願っています。

 これまで長い文章を読んでいただき、誠にありがとうございます。大変 感謝しています。

 これからも読んでいただける方がいましたら、大変有難いです。🙇‍♀️ 今後もよろしくお願いいたします。

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