3つの障害と対策について(主婦ASDの場合)
定型発達のパパ、長女、ASD(自閉スペクトラム症)と診断された長男、ママの4人家族です。
私(ママ)と長男は、似ていて、「話す」「聞く」の学習障害を持つタイプのASD(自閉スペクトラム症)になります。その代償として、視覚が優位に発達してしまっています。
ASD(自閉スペクトラム症)は、人それぞれによって障害の症状、困り事は異なると思われます。
私(ママ)の場合、日常や仕事ではたくさんの支障がありますが、主な3つの障害と対策(私の場合)について書かせていただきます。
障害① 感覚過敏について
感覚過敏とは、感覚が過剰に敏感な状態になってしまうことで、日常や仕事に支障が出やすいです。
私は、視覚過敏、聴覚過敏、触覚過敏があります。一つ挙げさせていただくと、視覚は発達しているので、日常や仕事では、目からたくさんの情報が勢いよく入ってくる状況の為、一度にたくさんの情報を把握出来るといったメリットもあると思われますが、とても緊張しやすく、イライラや体調不良を起こしてしまいます。
✅対策について(主婦ASDの場合)
私は、医師より漢方薬、薬を処方していただいて、イライラや体調不良をコントロールして過ごしています。
障害② 「話す」「聞く」について
私は、「話す」「聞く」という行為をすればする程、体調が悪くなってしまいます。私は、うつ病を何度も経験しています。
日常や仕事では、人とのコミュニケーションの内容自体にあまり問題はないと言っていただくことが多いです。人が苦手、嫌いという訳ではないのに、「話す」「聞く」という行為をすればする程、私は体調不良を起こしやすく、障害となってしまいます。
✅対策について(主婦ASDの場合)
「話す」「聞く」という行為をできる限り少なくするようにしています。日常や仕事では、簡潔に話すこともあって、コミュニケーションがスムーズに進むというメリットがあると思われますが、日常や仕事で完全に避けることは難しい行為ですので、体調不良が起きやすいです。対策は、できる限り1人の時間を多く取るように心掛け、好きなことをして心のバランスをとるようにしています。
障害③ 過集中について
過集中とは、没頭して集中し過ぎてしまうことです。日常や仕事では、集中力を維持しやすいといったメリットはあると思われますが、私の場合、過集中への「欲求、衝動」がとても強く、日常に支障が出やすく、障害となってしまいます。
また、過集中に過度に入ってしまった場合、食事を忘れてしまう為、体重が数日で5〜10kg減っていることが過去に何度もあります。私は、普段履いているズボンなどがブカブカな状態になって初めて、過集中していたことに気づいたりします。
✅対策について(主婦ASDの場合)
日常では、過集中に入ってしまわないように心掛けています。過集中に近い状態になってしまった時は、頭の中で興味の対象物の映像が何日も流れ続けてしまいますが、日常や仕事に支障がないように、懸命に、日常や仕事にできる限り集中するよう意識して取り組むようにしています。
ASD(自閉スペクトラム症)、脳の多様性について発信させていただいています。
これまで、このような長く拙い文章を読んでいただき、誠にありがとうございます。大変 感謝しています。🙇♀️
現在の子ども達が生きる未来では、多様性を認め合える世の中になっていることを願って、今後も(育児、体調を考えながら)少しずつになってしまいますが発信させていただきます。
これからも読んでいただける方がいましたら、大変有難いです。🙇♀️ 今後もよろしくお願いいたします。
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