頭を暇にするとアイツがやってくる

自分は暇が好きだった
というより忙しいのが嫌いだった

だけど、物理的に暇なのは良いとして
頭が暇というのはよろしくないと気づいた

ここでいう暇とは
仕事も終わり、ご飯とか風呂とか掃除とかいう家事もしなくていい時間。

何をするも自由な時間のこと。

この時間にやる事がなかったり、考える事がない場合、頭が暇になるのである

その隙間を狙って、不安や虚しさのような感情がやってくる

・このまま仕事頑張って何になるのだろうか
・自分に今後楽しいことはやってくるのか
・異性と出会いもせず孤独死するのだろうか
・どうせ皆んないつか死んでしまうならば全てが虚しくないのか

こんな雑念が湧いてくる
それを振り払おうとしてもなかなかうまくいかない
何かに熱中しようとしても、全ては虚しいという感情に襲われ、やる気を失う

だから、そもそも頭の暇を作らないように工夫しようかと思う

やる事がない事が幸せとは限らない
むしろ自由に使える時間というのは、自分で全て決めるものなのでプレッシャーでもある
昔はそんな事全く考えなかった
ゲームやらネットやらに集中していれば良かった

最近はそんな事を考えるようになった
これをやっていても仕方がない
これを始めても稼げるわけではない

そんな損得の思考が邪魔してくる
好きとか快楽だけで何かに熱中できるのはある意味幸せかもしれない
自分は次のフェーズへ行く時なのかもしれん

YouTubeやらアニメやらゲームやらの暇つぶしには興味を失ってしまった
これまでアウトドアの趣味とかそういう仲間を作ってこなかったため、
インドアの趣味がつまらなくなると、途端に何をしていいか分からなくなってる

結局仕事のことを考えている
別に仕事は嫌いではないが仕事人間というわけではない
最も生産的で役に立つことだから
でも、本当はもっと楽しい濃い時間を欲している

やっぱり人と過ごす時間なんだろうな
気の置けない人とか
刺激を与えてくれる人とか
楽しくおしゃべりできる人とか

インターネットやアニメやゲームもそれなりに楽しかったのに
やっぱりコンテンツだけでは限界だ

虚しさという感情はどこから来るのか
人恋しさなのか寂しさなのか

結局どんなに大きな事を成し遂げたり発明したとしても
人がそれを認めてくれたり、一緒に喜んでくれなくちゃつまらない

人間ってほんとうに不思議だよ
感情を持ったばっかりに複雑になってる
だけど考えることはやめない
考え続ける事が喜びであり人間らしさだと思う

誰かを深く愛したい

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