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アベンチュリンアチーブの元ネタであるサテュリコンとかいうイカれた小説を知ってくれ

注意:この解説にはBL的な表現、猥褻な表現を含みます サテュリコンとはサテュリコンとは紀元後1世紀(60年代前半と言われている)にペトロニウスによって書かれたと推測されている、ネロ期の古代ローマを描いた小説です。 美少年の奴隷をめぐって二人の男性が争ったり南イタリアを放浪する様子を描いた、尖りまくった堕落系日常BLみたいな話の小説で、とにかく奴隷がたくさん出てきます。 (古代ローマではそれくらい奴隷が一般的だったということです) サテュリコンとアベンチュリンの関係 2.

    • スタレ創作で使えそうな用語集(IPC贔屓)

      あ行遺物 一種のデータフローの重合体。データに汚染されたスターダストが変化した幻の装備。裂界に侵食された物体のデータが裂界に保存され、再構築されたもので、裂界の裂け目(侵蝕トンネル)から取り出すことができる。 例えば、「天才の周波数変動キャッチャー」は、散逸する音や光をキャッチして特定空間内の音と光をその場に留めることができ、相手の目の前で堂々と別のことができる。 か行改火寒食 銀河各地で見られる古くからの人類の伝統。人類が住まい、季節交替が存在するほとんどの天体で、

      • レイシオと月桂冠系の関わりについて

        「理性の崩壊」この模擬宇宙の奇物「理性の崩壊」について。 まず、前半部分の文章。 これは明らかにDr.レイシオを意識している気がする。 彼のHoYowikiを見ても、「愚鈍」という名の病を治すため、全宇宙に知識を広めることに尽力している、とある。 問題は次。「月桂冠系の哲学者連合」という言葉について。 月桂冠系という星系この「月桂冠系」というのは、おそらく星系の名前。 以下は宇宙ステーション「ヘルタ」・ベース部分にある憶泡より。 哲人王 哲人王と聞いて思い浮かべ

        • 博識学会についての雑記

          博識学会という派閥博識学会は、「知恵」の星神ヌースを信仰する学者たちの派閥。天才クラブとは違い、宇宙から知識を求める人たちを広く受け入れ、個人の限界を超えるために設立された学術ネットワーク。学術組織でありながら商業組織の面も持ち合わせ、「知識はお金のように循環しなければならない」を理念とし、独立した採算性をとる各学派が宇宙を遍歴しながら知識を集めている。 天才クラブとの違い 符玄によると、ヌースの絶対的な信条は「知識は苦痛と引き換えに得るべきである」とされているとのこと

        アベンチュリンアチーブの元ネタであるサテュリコンとかいうイカれた小説を知ってくれ

          スターピースカンパニーについての雑記

          スターピースカンパニー(IPC)という企業スターピースカンパニー(以下IPC)は、ピアポイントに本拠地を構える巨大財団。宇宙で「会社」といえばIPCであり、通貨を発行し資源を独占する商業独裁組織。存護の星神・クリフォト(琥珀の王)を信仰している。 IPCの成り立ち この「賢い者」とは、琥珀1357紀前後頃、クリフォトの後方支援隊として活動していたルイス・フレミングと東方啓行のことだ。 彼らは宇宙に「商売」を持ち込んだ。そして、星間通貨「信用ポイント」を発行し、琥珀138

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