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女医のライフプランについて考える~結婚編①~

こんにちは、精神科女医のyumeです☻

今回からは、女医のライフプランについて、女医の結婚、妊娠・出産、育児について分けて考えていきたいと思います。
今回は結婚について書いてみます。

女医の結婚は難しい

まず言っておきたいのは、女医の結婚は、かなりハードルが高い。
女医は簡単に結婚できると思わないでいただきたい、ということ。

私が思う理由を3つ話してみたいと思います。

なお、これは私の独断と偏見による考えですので、ご理解いただいた上でお進みくださいm(._.)m



理由① 恋愛経験が少なく交際に至るのが難しい


一つ目の理由は、恋愛経験が少ない人が多いということ。

これは特に現役生に多いです。

医学部に入る女性というのは、基本的に進学校出身がほとんどです。
そのなかでも医学部を目指す人は、常に高校でも上位にいなければ難しいです。その成績を維持するために、中学・高校と日々勉強し続けています。
特に部活をやっている人は夕方まで授業を受け、そこから部活をやり、終わったら塾に行って自習し課題に取り組み、帰宅して寝る生活です。

なので本当に頭がよく要領の良い人を除き、努力型の人間には男女交際する余裕がないのが現状です。
私の周りにも高校の頃、医学部志望の女子がたくさんいましたが、恋愛を楽しんでいた人たちのなかに医学部に現役合格した人はいませんでした。
現役で受かっていたのはみな、真面目に勉強していた女の子達でした。

つまり真面目な現役合格生は、何ら恋愛経験もないなかで、大学生になるわけです。

するとどうなるか。
彼氏づくりに乗り遅れます。

アプローチの仕方もわからないし、男心も不勉強。
顔が特別かわいい子は別ですが、多くの普通の女の子は付き合うまでに至りません。

反対に、医学部は浪人生が半分以上で、浪人生の半分弱は女の子なわけですが、この浪人生の女の子たちはかなり恋愛意識が高いです。

というのも、浪人したのにはそれなりの理由があると思います。
もちろん意識が高く偏差値の高い大学に入るために浪人する人もいますが、頭がよかったのに高校生活の恋愛や青春を楽しんでしまったために現役の時に受験勉強が間に合わなかった、という人が多い気がします。

なので、浪人生の女の子たちは恋愛のノウハウにおいて現役合格の女の子よりも勝っています

そして、浪人しているためにその後のライフプランについてもかなり考えているんです。
現役合格であれば医学部を卒業するのは24歳ですが、二浪、三浪となると卒業時には26歳、27歳です。
20代で結婚したい、となれば、医学部時代に将来の結婚相手を捕まえておきたい、という気持ちが強いのも納得できます。

そのため、浪人生の方が恋愛意識が高く、交際に発展しやすいのも浪人の女の子達で、現役の女の子は彼氏づくりに乗り遅れ、気づくと周りのイケメン医学生たちはすでに彼女持ちになっているというわけです。

まあ、6年間もありますから、そのうちできるでしょう、と思うのですが、やっぱり一度でも恋愛経験したことのある子とない子では違います。

1回彼氏ができる子は、別れてもまた彼氏ができます。
でも、付き合ったことがない子は、そのまま6年、恋愛未経験のまま卒業することも珍しくありません。

そして彼氏いない歴=年齢というコンプレックスを抱え、ますます恋愛しづらくなっていくのです。

②働き始めると忙しくて婚活する時間がない

二つ目の理由は、医学生活も研修医生活も若手医師時代もとにかく忙しいということ。

20代のほとんどを、勉強や仕事に費やすことになります。
以前記事で書いた通り、医学生、研修医時代は男女関係なく与えられた勉強や仕事を身を削ってこなしていかなければなりません。
自分の容姿に気を遣う時間もなければ、交際関係をゆっくり楽しむ時間もないわけです。

だから結婚適齢期を逃しやすい。気づいたら30代になっていた、という人も多いです。
(一定数、仕事よりも結婚へシフトして婚活を始める女医もいます。賢く婚活し、20代のうちに結婚し“ゆるふわ女医“になる方々もいます。)


③プライドが高く相手に求める条件が高い

三つ目は、女医はプライドが高い。
これは現役・浪人関係なく、ほとんどの女医に言えることです。

というのも、医学部に入学する時点で、壮絶な受験競争を勝ち抜いてきた女子なわけです。
学力において周りより秀でていることと、人間性や人格などの内面で秀でているのは全く別のことのはずなのに、なぜか自分は人間的にも優れた人間だと錯覚してしまう人が多い。きっと内面は評価しにくい一方、偏差値というわかりやすい数値化される指標のほうが、周りから評価されやすくすごいと言われやすいからなのでしょうね。

なので、こんなにすごい自分にはあの人は釣り合わないとか、こんなに秀でている自分にふさわしい結婚相手は同じくらい秀でている人だ、とか、相手に求める条件が高いんです。

するとどうなるか。
学生時代に医学生の彼氏をゲットし損ねた女医は、働き始めてから求める条件の男性に出会うことが難しくなります。

そのまま忙しく働くと、気づけば30歳を超えている。30歳を過ぎてから婚活しても、同年代での結婚は難しいとよく聞きます。
でも年収や顔、年齢の条件を下げれず、年を重ねてしまう・・・という人も少なくないようです。


まとめると、女医の結婚が難しい理由は、

①恋愛経験が少なく交際に至るのが難しい
②働き始めると忙しくて婚活する時間がない
③プライドが高く相手に求める条件が高い

の3つかなあと思います。


どうしたら女医は結婚できるのか?

では、どうしたら、女医は幸せな結婚をすることができるのか。
私自身、上の3つすべてに当てはまっていました。

幸い、医学部生活の途中で医学生の彼氏と付き合うことができましたが、奨学金で将来地元へ戻らなければいけないことや性格の不一致などもあり、別れました。

そのままアラサーになり、結婚適齢期が近付いてくるのに、結婚相手どころか彼氏もいない。

このままだと、一生一人で生きていくことになるのか・・・
一緒に生きていくパートナーが欲しい・・・。


ついにここから動き出します。

長くなったので、続きは次の記事で。

今回も読んでくれてありがとうございました(^^♪
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ではまた。

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