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女医のライフプランについて考える~結婚編②~

こんにちは、精神科女医のyumeです。
前回から、”女医のライフプランについて考える”というテーマで、結婚について書いてみました。
今回はその続きを、私自身の経験談を交えて書いてみたいと思います。


まずは彼氏探しから、早めの行動をお勧め

アラサーになり将来結婚したいと思いはじめてから、私のなかで少しずつ心境や行動の変化が生まれてきました。

前回書いた通り、恋愛経験が少なく、仕事が忙しく、プライドが高い女医は、自然に恋愛して結婚できる可能性がかなり低いと思ってください。

なので、これに当てはまると思う方は、”相手から自然にアプローチされて付き合う”というのをはやめに諦めることをお勧めします。

自然に理想の相手が寄ってきてくれるのを待っている間にどんどん年を重ね、気づけば結婚適齢期を逃してしまう。そうなったら、10年後、後悔しませんか?
もし自然に出会えたとしても、妊娠・出産のタイムリミットが来てしまっているかもしれません。

それなら、少しの恥とプライドは捨てて、20代のうちに自ら彼氏をつくるために行動していくほうが、将来結婚できる可能性が高くなると思います。

こういうふうに考えるようになって、私自身、前向きに彼氏を探せるようになりました。

視野を広げていろんな人と交流する

私がまずはじめに変えたのは、彼氏に求める条件です。
以前は正直なところ、”医者かそれと同等のポジションの人”と付き合いたい、結婚したいと思っていました。

周りを見ても一般的にも女医のほとんどがそういう相手を選んでいましたし、プライドもありました。

でもよく考えると、男性の医者で性格や顔が良い人(いわゆるモテる人)はすでに彼女がいて、20代のうちに早々と結婚しています。
そして30歳を過ぎて彼女がいない、結婚していない男性医師というのは、多くが”性格に難あり”です。これは偏見ではなく経験談です。
今まで私が見てきたなかでは、「なぜこの先生に彼女や奥さんがいないんだろう?」と思う人は少なく、
「むしろこの人だから彼女や奥さんがいないのも納得だね」と言う人が多い気がします。

(あくまで私の見解です。独身男性医師の皆さんに怒られそうですが汗)

なので付き合いたいと思うような男性医師は、自分がアラサーになった時点で周りにそうそういないということを覚えておいてください。

となると、アラサー女医は医師以外の職業の人を探した方が交際できる可能性が高いのです。

これに気づいた私は、いろんな葛藤の末、彼氏に求める職業の条件を取っ払い、”正職員として働いている人”に変更しました。

そうすると、意外とたくさん出会いはあるものです。
隙間時間を見つけては、誘われた飲み会やイベントに参加するようにして、そこでいいなと思った人には自分からちょっとだけアプローチしてみることにしました。

始めはなかなかうまくいきませんでしたが、2~3人は二人でご飯に行くところまではたどりづけました。私にしては大きな進歩です(笑)

そうやっているうちに、だんだん男性とのコミュニケ―ションの取り方、LINEのコツ、心の距離の縮め方、隙の作り方などもわかってきました。

私ももともとプライドが高く”失敗はしたくない”っていう思いが強くて、なかなか行動に移せなかったのですが、いざこうやって行動してみると、やっぱりこういうのって経験だなって思います。いくら頭で考えてても実際には上手くいかないし、上手くいかないから次はこうしてみようって試行錯誤して身についていくスキルだと思います。

趣味を通じて彼氏に出会う

そうやってアプローチを繰り返しているうちに、趣味を通じて一人の男性と出会いました。

優しくて思いやりのあるところが良いなと思い、メッセージのやり取りをするようになったのですが、なんとなくこれまでの相手とは違うな、という感覚がありました。
自分が仕掛けたアプローチに対して、相手のレスポンスが脈ありな感じがする。
これまでの上手くいかなかった経験があったから、今回の上手くいきそうな感覚がわかりました。

そこからはトントン拍子です。
毎日連絡を取り、二人で何度かデートを重ね、向こうから告白してくれて付き合うことになりました。

付き合ってから結婚に至るまで


幸い、付き合った時点で、相手に結婚願望もあり将来のことも考えてくれる相手でした。
私が女医であることも付き合う前に伝えており、それも受け入れた上で告白してくれました。

年収はやはり私のほうが多いため、将来結婚して子供ができたら、稼ぎ頭が私になるであろうことや、奨学金の義務履行のために数年単位で勤務地が変わる可能性についても理解してくれ、もしもの時は自分が家庭に入って支えるよ、とも言ってくれました。
私もそれに対して感謝を示しつつ、彼のプライドを傷つけないように配慮していました。

付き合って1年経った頃には結婚時期についてもなんとなく話し合うようになり、ここまでには結婚したい、というのも伝えていたところ、その期限内にプロポーズしてくれ、結婚することができました。

女医の仕事に理解のある男性を選ぶ大切さ

ということで、私の体験談を踏まえて女医の結婚について書いてきましたが、振り返って思うことは、
結婚相手が女医の生活スタイルに理解があるかないかで、その後の生活が決まってくるような気がします。

男性医師と結婚できた女医は、世間的には“勝ち組“と言われるかもしれません。
でも、男性医師の働き方によっては女性医師がかなりの家事・育児の負担を強いられることになります。それがいいか嫌かはその女医の考え方によります。
今考えたら私はそれは嫌だなあと思ったので、結果的に今の相手と結婚してよかったなと思ってます。

それに自分に収入が十分にあることが女医の強みですから、それを生かさない手はありません。結婚相手に金銭的な負担を強いることはないですし、いざとなったら一人で生きていく保険にもなります。

女医だからこそ、年収とか地位とかで相手を決めるのではなくて、自分が一緒にいて安心できる、女医という仕事も含めて自分を理解してくれる相手と結婚したほうが幸せになれるのではないかなと私は思います。

もちろん育った環境が違うので価値観や金銭感覚も違うかもしれません。
また離婚した場合、金銭的な面でマイナスになるのは女医のほうかもしれません。
そのあたりもひっくるめて、どんな条件なら許せるのか、一度考えてみてもいいと思います。

ぜひ視野を広げて、自分からいろんな人と出会う努力をしてみてくださいね。

今回も読んでくれてありがとうございました。
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ではまた。

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