豪雪の山里から ~ Self Madeを愉しもう
こんにちは。ようこそ
この山里に暮らして、色んなことを自力でこなす人たちを
見て過ごしてきたからか?
あるいは、手作りにこだわる人達の作品を目にする機会が
多くなったからか?
協力隊として暮らしを始めたから、この地域の素材を
生かして何か新しいモノづくりを提案できないかと、
よく考えてます
これまでに手掛けたものは
今も製品として展開している「野草茶」の他に、
・使い古しの米袋を使ったバッグ
・ほうきもろこしを使った箒
・イ草で作る鍋敷きや座布団
・藁縄
・しめ縄
・門松
・稲束
・剥きぐるみ
などなど
もともと商品化を目指していない趣味的なものだったり
商品化を断念したものだったり
そうそううまくはいかないのが現実で
ボツのやまです
で、性懲りもなく
昨年の暮れから始めたのが
「ミニ杉玉」作りです
そう、造り酒屋の玄関に吊るされている丸いヤツ
それのミニ版です
正月を迎えるのに、しめ縄飾りもいいけれど
杉玉も神聖な感じがして嫌いじゃないし
杉玉なら1年中飾って、葉の色の変化を楽しむこともできます
YouTubeで調べてみたら、そんなに複雑なつくりではなさそうだし、
材料の杉っ葉なら家の周りに無限にある
実際につくってみると難しい部分もあり
かつ、そのものを売るにはタイパ(時間効率)の面と運搬時の品質管理に難がある
ということで、
杉玉そのものではなく、杉玉つくり体験のプログラムメニューとして検討を進めることにしました
そして、今日は集落内で開かれたマルシェに初出店してみました
この土地に杉玉の文化が根付いているなんてこともないので
果たして興味をもってくれる人がどれだけいるか?と疑心暗鬼のまま
ものは試しと思い切って出店してみました
その結果、無事に7名の方々に参加いただき、楽しんでもらえたようで、まずまずでした
課題は、ちょっと時間がかかりすぎるというところと
壊れやすいところ
想定内といえば想定内なんだけれど
解決するのはそう簡単ではなさそうです
一方で、今回の参加者の中に大の日本酒好きを自負する方がいて
「今晩、自作の杉玉をめでながら日本酒を飲むのが楽しみ♬」
と言われるのを聞いて、あぁそういう明確なニーズがあるのかと
教えてもらえました
そんな感じで参加者からも来場者からも
思ったより評判が良さそうなので
また機会があればトライしてみようと思うけれど
果たしてうまく軌道に乗せられるかどうか
目指すは「すべての日本酒好きにMy杉玉を!」
なんてね
こんな感じで新しい試みに気軽にチャレンジしつつ
トライ&エラーを繰り返していく
そうしていつか自分もお客さんも納得のいくものが
提供できるようになったら良いなと思っています
ダメ元の気分で愉しみながら
おそらく買った方が早いだろうし
コスト的にも安かったりすることもあるかも
しれないけれど
失敗して商品に成らなかったとしても(ほとんどが失敗だけど)
新しい手仕事を経験すれば
その経験やアイデアがいつかどこかで生きるかもしれない
そう考えれば失敗も無意味ではないから
と、ここまで書いて
なんとなく料理と似ているかもしれない、って気がしました
最初はうまくできなかった山菜の天ぷらも
最近はあまり失敗しないようになったように
愉しみながら続けていって、
ゆくゆくは、オリジナリティあふれるレシピ(モノづくり)で
多くの皆さんを愉しませられれば、最高だな~
なんて思っています
ではでは
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