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ラストキャット(9話)

 ミミ達の種族はこの暑い日が続く夏の夜に元気になり、昼の伸びきってバテバテだったのが嘘の様で。
 沙羅や母の栞里が出した食事を済ませると、摺りより「食べさせて、ちょうだい〜」と言っていたミミが嘘の様に…、素知らぬ顔をしてお出掛けした…、究極の“ツンデレ”だ。
 自分が必要な時は“つぶらな瞳”で甘えて、必要ない時は“素知らぬ顔”を見せたり…!!
 こんな女性だったら抜け出せない恋愛になるかも……と、想像したりして……。

 そんなミミが“愛おしい”のだけれども、お出掛けするミミは振り向かずに行き、行く先は“恋猫ムーちゃん”なのはわかりきってるんだよね〜!
 おとぼけ顔のムーちゃんは猫特有のネコ目ではなくタレ目をしていて…、愛嬌のある女性のネコで…。
 ある時ミミとデート中のムーちゃんを見かけた時は“小さいな虫に”驚き“びょん"と飛び跳ねて…、ミミはそんなムーちゃんを見て飛び跳ねていて、「一緒に何してるだ…?」と…、窓から見て笑っていた。
 そんな二人は違うか、“二猫"?は、今日も揃ってどこかを歩んでいる!

……………………またね〜……………………
 


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