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腹がたつ=チャンス

誰かの言動に感情がわいたときは、自分の中にある思いを見るチャンスです。もやっとしたり、ざわっとしたり、イラっとしたり、そんな小さな変化を感じます。快適ではない状態です。まずは気づいたら「どうしたの?」と自分に聞いてあげます。

「すごく腹が立つ!」「なんだか悲しい」「もやもやする」そんな言葉が出てくるかもしれません。それらをジャッジしない事がポイントです。ジャッジとは「こんな小さなことで腹を立てるなんて恥ずかしい」など、自分の感情にダメ出しをするような行為です。

子どもが自分の感情を言葉にできずにものにあたったり、泣いたりするのを見たことはありませんか?「〇〇だったのかな?」「そうだったんだね」と言葉にしてあげたり認めてあげるだけで安心したり、「だってね…」と知っている言葉で話してくれることがあります。

大人だって全ての感情を言葉にするのは難しくて、理由も分からない事もあるし、人に話せない事も多い。「愚痴」として誰かに聞いてもらうその時間は、スッキリしたようで実は怒りを思い出して増幅させている、なんてこともあるかもしれません。それは本当の解決ではないと感じます。

あなたはいつでもどこでも、あなたに「どうしたの?」「そうだったんだね」と声をかけてあげることができます。あなただけができる、あなたを癒す方法です。

「どうしてほしかったの?」という言葉でもいいかもしれません。「私のことを評価してほしかった」「自由にさせてほしかった」「同意してほしかった」などの思いに気づくことができます。それを誰かに期待するのではなく、あなたがあなたにしてあげます。

誰かから否定された、と感じる出来事でも実はあなたの内側に持つものに気づくチャンスなのです。それらの中から何を受け取っていくか、腹を立てて相手に攻撃をするのか、腹を立てる自分を責めるのか、本当の気持ちに気づいていくのか、すべてあなたが選ぶことができます。

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