2024/06/08東京佼成ウインドオーケストラ第165回定期演奏会レポ
どうもこんばんは。Niynuhです。
今回は表題の通り、日本を代表する吹奏楽団である東京佼成ウインドオーケストラの定期演奏会に行ってきたのでそのレポートをお届けします。
それでは早速、どうぞ
今回の座席
今回座席を取ったのがコンサートの前日ということもあり、"いい席"は軒並み埋まっていました。
空いていた席でなんとか探し、上の画像にある1階前方の席を取りました。ここが吉と出るか凶と出るか……
オーロラは目覚める
音の広がりがすごいなぁ。ホールの選定とかってどうやったんだろう
フルートの表現力すさまじいな
迫真のトランペット!
クラリネットのクレッシェンド綺麗だな
ペダル踏まずにビブラフォン叩いてる? 響きが面白い
7拍子が癖になる…… 変拍子を乗りこなしてるな
ラストの盛り盛りのテンションノートが光る!
気まぐれな総評
タイトルがピッタリな曲! そしてそれを存分に感じる演奏!
ソプラノ・サックスとウインド・アンサンブルのための協奏曲
第1楽章
ソロのソプラノサックスの音量すごいな
ハープのアルペジオが印象的
第2楽章
ティンパニ……好きです
中音域がごそっと抜けてるから不安定感が出てるな
ポルタメントが官能的!
マッキーは7拍子が好きなのかな?
第3楽章
金属質なオープニングと甘いサックスソロの対比
緊張感と解決感の反復横跳び
チューバ、ミュート使ってたんだ
チューブラーベルとクロテイルのユニゾンがカッコいい
第4楽章
情熱的だが、変位音まみれで妖しい雰囲気もある
4拍子だが変なポップス感はないな
第5楽章
散発的な高音とどっしりとした低音がマッキーらしい
カデンツァのキレの良さよ
クライマックスはソロサックス以外も全パートがキマってる
翡翠(カワセミ)
コントラバスとファゴットのオルゲルプンクト
細かいけどユーフォニアムのミュート受け?を置いたりチューバのミュートの下に布を敷いたりしてるの、細部まで気配りが届いてて素晴らしいですね
サスペンドシンバルのキレ良いな
ピアノと木管高音の掛け合いがまさに鳥の呼び交わしみたいだ
低音の絡みが気持ちいい……
トランペットの駆け上がる連譜の処理が綺麗
ラストの和声進行の強烈さよ
ホルン!!
オフステージのトランペット聴き逃した! もっとプログラムを頭に入れておけばよかった……
レッドライン・タンゴ
座席から近いからコントラバスのピチカートがよく聞こえるな
ここまでエスプレッシーヴォな演奏はあんまり日本では聴けないかも
一度使った変拍子を安安と繰り返さないところがいいね!
タムとハイハットの掛け合いがマッキーって感じだ
ラストの持っていき方がそこだけ切り取ると無理矢理感が否めないけど、全体で聞くと不思議とフィットしてる
フローズン・カテドラル
危ういバランス感の打楽器が「氷」の印象をうまく演出してるな
バスフルートとフルートの重ね方がリッチ
トロンボーンのグリッサンドが最新曲の「付喪神」を思わせた
機械的に並べてるわけではない、意志を感じる進行
ウォーターフォンと……なんだろうあの音は、フレキサトーンか? その割には打音が聞こえないが……
ややコンテンポラリーな響きがプラスされてて面白い
ハープ難しそう……
全体的に打楽器の使い方が豪勢だな
ホルンのオスティナートから木管への移行が美しい……
クラリネットのベルアップ!?
とんでもない強奏だ……
気まぐれな総評
やや米映画の劇伴ぽさも感じた(マッキーはアメリカ出身)
Let Me Be Frank With You(アンコール)
本当に同じ人が書いたんですか???
マッキーのリズム的感性の鋭さが光る
気まぐれな総評
マッキーはステージに乗っている全ての楽器を平等に扱おうとしているのかな? それくらい楽器のオーケストレーション的なバランスが取れていると感じました
終わりに
日本ではアスファルト・カクテルやワインダーク・シーなどで有名なマッキーですが、今回そこまで私の中での知名度がなかった様々な楽曲を聴くことができ、非常に充実した2時間になりました。プロの作曲家というのは本当に幅広い作風を持っているのですね。私も作曲頑張ります
それではまたいつか!
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