トリコロール/青の愛

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、こちらに書き写しています。現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年9月2日

1時間半くらいの作品だが、内容が濃いせいか、長く感じられた。

最愛の人を失った後の脱力感というかなんともいえない雰囲気と、生き残った主人公がこれからに向かって前向きな一歩を踏み出す力強さが、丁寧に描かれていた。音楽は、ポーランド出身の作曲家が担当しているとおり重く、暗い感じがしたが、それが妙に主人公の心理描写をしていた。

ジュリエット美の主が格好良い!

ほかの作品、トリコロールの白、赤も観たくなる。


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今でも時々見たくなる作品の1つ。オンラインでレンタルできるのでこれを書いたらまた見てみようと思います。

家族や友人、大切な人を亡くしたあとの時間、喪失感には当事者でないと理解できない、言葉にならないものがありますが、この映画は、当時の私が、やるせなく持て余していた時間や気持ちをほぐしてくれました。見ると思い出すからタイミングを選びますが、時々、ふとまた見たくなるのです。卒業アルバムを見るような、そんなかんじですかね。


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