臨機応変と頑固のバランス
●栗山監督のバランス
日本が熱狂に包まれた瞬間。
つい先日のWBCの優勝は興奮しましたよね。。
野球好きな僕からすると大大大興奮。もう言葉が出ない。だってあのアメリカを完璧に抑えて優勝したわけですからね。。
その中でも僕個人が感じた栗山監督の絶妙なバランスについて少し自己満ではあるけど書いていきたい
個人的には人生にも役に立ちそうで今後にも活かせると思ってるんよね。
●動く時は動く。そして変える
動く。臨機応変さの凄さは個人的に2つあると思ってます。
栗山監督はWBC始まる前は甲斐選手を正捕手にすると言って全幅の信頼を置いてました。
しかし野球オタクの僕は甲斐選手が正捕手って部分にはかなり違和感を感じてたんですよねぇ。
『なんでやねん』ってね。笑 理由は二つあって
一つはマジでキャッチングがやばいんですよ。
ちなみに僕のポリシーでリード批判は絶対にしません。
僕ら素人が口出せる領域でもないし、何でもかんでも捕手のせいにするのは違うと思うので。いくら
いいリードしてもど真ん中に投げたらそら投手が
悪いでしょ。笑 複雑な部分だからこそ絶対に口出しはしません!!
簡単に言うとストライクの球をボールにするような雑なキャッチングをする事がある。(フレーミングについてはマニアックすぎるので省略)
国際試合、とか短期決戦では一球が命取りになるし
ミスも許されないからこそこのキャッチングで大丈夫??と疑問だったんですよね。
でもう一つはバッテング。
昨季の成績を見て分かる通り打率1割台で出塁率も
別に高いわけじゃない。
前回大会の小林捕手みたいに奇跡的に調子がいいなら別ですが、真ん中のスライダーも空振りしてて逆に何の球打てんの?状態。
僕はずっとインスタでも言ってましたが中村捕手を正捕手にとアピールしてました。
中村選手ってバッテングとかに打席での内容がめちゃくちゃいいんですよね。シンプルに甲斐選手に
負けてるところが一つもない。
例えアウトになっても球数投げさせたり、ファールで粘ったり、挙句フォアボールで出塁もする。
投手にものすごくストレスを与えて上位打線と勝負させるマジで嫌な打者でもある。
なんで使わないのかなーと疑問に思ってたらスパッと準決勝、決勝と中村選手に変えた。
結果的に決勝で粘って四球選びヌートバー選手の
内野ゴロで勝ち越してますからね。まじ中村選手の凄さが出た打席。
まあ何が言いたいかってこの臨機応変さが凄いってこと。あれだけWBC始まる前に甲斐選手を信頼して
正捕手にする!とまで豪語してたのに状況を見てすぐに変える。
このスピード感こそ日本にないものだよなぁとも思ってます。でもね変えちゃいけない部分も兼ね備えてるのが栗山監督なんですよね。
●頑固な部分
頑固な部分は村上選手を変えなかったこと。でもね打順は変えてる。ここがミソ!!
村上選手は4番でスタート。しかも日本の3冠王。
今回でも大谷選手の後ろを打ついわゆる『中枢』の選手。
でもプレッシャーからかあまりにも打てず酷い状態でしたよね。準決勝の途中までバットすら出てこないレベルでしたし、素人目から見てもヤバいなぁ的な感じでしたね。
ただ4番を外しても村上選手は使い続ける。こんな言い方したら失礼かも知れませんが外していい選手と外したらダメな選手の使い分け?バランスが絶妙すぎる。
ゴルフでも同じで臨機応変に対応するマネジメントは必要だけどパターの打ち方だけは変えないとか
絶対に3オンだけはさせるとかのバランスが必要。
軸や中心がない考えは機能しない。
頑固と臨機応変のバランスこそ栗山監督の凄さで
ゴルフのマネジメントに通ずるものがある。
個人的には臨機応変8 頑固2くらいの割合でマネジメントすれば何事もうまくいく気がする。
やってみて。
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