SNS運用の流れ

運用するにあたって

まず最初に考えるのが、どのSNSで運用をしたら良いのか、だと思います。しかし、よくよく考えてみると・・・情報量はここ10年で500倍になったという消費者庁の調べがあります!※下記の表

データから考えても、体感としても・・ユーザーが置かれている情報量の中から、私たちが届けたい情報を相手に届けることが、難しくなってきていると言えます。どう自分達が伝えたいことを「目に止めてもらえるか」が重要なのではないかと考えています!!

そこで最初に考えたいのが「ペルソナ」という考え方です。

消費者庁「近年の広告市場の動きについて」より抜粋

誰に届けたいか!?

よく聞くのが、下記のような言葉…
「みんなに知って欲しい」
「このサービスは、すべての人にとって重要なことです!」
「20代から50代の人に向けて届けたい」

また、既にSNS運用をしている人からはこんな声も!
「いろいろ発信してみたけど集客できない」
「いいねが集まらない!」
「集客できない・・・」

そういっている方の話を聞いたり、SNSアカウントを確認すると共通して感じるのが、

「このアカウントは、誰に何を伝えたいんだろうか?」

です。(筆者も気をつけなければいけないこと)
自分自身のSNSを見ている時のことを考えると、もっと実感することができると考えています。自分自身、SNSに流れてくる情報で目に留める理由としては、「興味がある」ことにしか、目は止めない・・というのは、筆者だけではないはずです。

データとしても確認してみます!
先日のICT総研様から拝借しました、SNSを利用する理由によると、自分に興味のあること(仕事・趣味)の情報収集目的が、約4割と一番多く理由として挙げられていました!

ICT総研様より拝借!調査ありがとうございますm(_ _)m

興味があることにしか目を止めないユーザー・・・
多くの情報の中から、目に止めてもらうには、、、

目に止めてもらいたいユーザーを知る!!

これしか無いのではないか・・・と考えています!
そこで、本ブログでは、ペルソナを決めることを大前提として進めていきたいと考えています!!

ペルソナを決める!

ペルソナを決めるのに必要なことは、いかに伝えたい人をイメージできるか・・、そのサービスを必要とする人(事業であれば、お金を払ってでもサービスを実際に受けた人)のことが分かるかが重要だと考えています。

しかし、「誰に届けたいか!?」が分かっていない場合、実際にその人をイメージするのが難しい場合があると思います。そこでオススメなのが、仮決めでも良いので、一回絞ってしまうという方法!!

スタート地点は違えど、下記のプロセスでペルソナは決まっていくと考えています!

  1. 仮でペルソナを作成
    SNSやブログ、インターネット上の口コミなどからデータを取り入れるなどして人物像を作っていきます!ご自身の想像でも良いですが、実際にいる人物を想像するのもありです!

  2. 仮で作成したペルソナは本当にいるか調査
    データから取り入れた場合は、本当にそう言った人物がいるかどうかを調査します!「実在する」ことが重要です!また、実際の人物を想像した場合は、その人にインタビューをしてみるのが良いと思います!

  3. 調査結果を受け、ペルソナの解像度をあげる
    調査結果を経てペルソナの解像度をあげることが重要だと考えています。解像度というのは、その人物の悩みだったり、興味のあること、普段の行動、健在意識で考えていること、潜在的に考えていることなど、その人のことなら何でも分かる!くらいに情報が詳細に分かってくることを指しています!

  4. ブラッシュアップ
    解像度を上げたら、どんなことを発信していけば良いのかが見えてくるはずです!例えば、その人が悩んでいること、その悩みの解決手段を示して差し上げれば、興味を持つでしょう。もちろん、ダイレクトに興味のあることを突いてもOK!

  5. ペルソナ決定!実運用
    そうしてペルソナが決まったら、いよいよ発信です!
    ペルソナが興味のあることを発信してみましょう。この段階に来ると「いいね」がどれだけ集まるかや、アカウントに対するフォローがどれだけ増えるか、、など、運用する上での指標を決めるのも重要だと思います!

  6. 検証
    検証していく中で、ペルソナ以外のユーザーにも情報が届く機会があると思います。そんな中から、実はペルソナ以外にも自分の活動やサービスを求めている人が出てくるかもしれません!その「人」をペルソナにしたら、もっと活動やサービスが広まる可能性もあります!

上記は、CtoC(C:カスタマー<個人ユーザー>)向けのペルソナの決め方になります。BtoB(B:ビジネス<企業や法人>)だと、もう少し変わってくるということが記事に載っていました!※今回はBtoBは考えていなかった

BtoBだと組織ペルソナを決める他に担当者ペルソナのことも決めないといけないとか・・・。参考URLと共にメモとして残しておきます。
 参考URL:https://ferret-plus.com/8116

どう伝わる!?どう人は動く!?

ペルソナを決めたけど・・・どうすれば良いのか、という疑問もあると思います。そこで、ユーザーが行動する(商品購入やイベント参加)まで、どういった流れになるかを示した分かりやすい考え方(モデル)があるので、記載しておこうと思います!

AIDMA

下記の略称です!
1.A(Attention:注目)
2.I(Interest:興味)
3.D(Desire:欲求)
4.M(Memory:記憶)
5.A(Action:行動)

ユーザーが「知らない」状態から購買に至るまでの行動プロセスをまとめたものになります!すごく分かりやすい表がGMO Research様のホームページで公開されていましたので拝借して掲載させていただきました!

知らない時に、売り手(マーケティングをする側)がやるべき行動までしっかり解説されている、みやすい表だと思います。下記に表とURLを貼っておきます!

GMO Research様より拝借!
詳細はこちらをクリックしてください!

AISAS

下記の略称です!
1.A(Attention:認知)
2.I(Interest:興味)
3.S(Search:検索)
4.A(Action:購買行動)
5.S(Share:共有)

インターネットの普及により、3「Search」や5「Share」が追加されたモデルです!
興味を持った後に、商品などを調べる行動が追加されている。類似商品との比較をユーザーは行うように変化してきた!消費者目線だと機能面・値段面と比較できるようになり、より自分に合ったものを選択できるようになってきた経緯がある。マーケティングをするには、その点も考慮する必要が出てきている!

A8.NET様より拝借
詳細はこちらをクリックしてください!

どのSNSを利用するか!?


ペルソナが見えてきたら、どのSNSを利用するのが良いのかが見えてくると考えています。ここで初めて、SNSの特徴や運用について考えなければいけないと思います。SNSの特徴などについては、次回記載をしたいと思います!

まとめ

運営に関する基本的な考え方を記載してみました!
まだまだ足りていない情報などもあるかもしれませんが、気がついた時にちょくちょく更新しようと思います!

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