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【DAY11】愛の100コメント特別公開

青山美智子さんの新刊『リカバリー・カバヒコ』に各地の書店員さんから寄せられた、愛の詰まった感想コメントをみなさまに公開する特別な1か月。

コメントをくださった書店員のみなさま本当にありがとうございます!

こちらの記事もついに11日目!
今日も素敵なカバヒコメントに癒されてください♡
※ネタバレは自己責任で閲覧をお願いいたします。


愛のカバヒコメント第11弾!!

#101 錆びた心がピカピカに!

さすが青山先生!
いつも読者ひとりひとりの心を優しく包み込んでくれる青山美智子らしさ全開の、あまりにも温かな作品でした。
100%元通りじゃなくても良い、新しくなってまた一歩ずつ歩き出そう、と勇気をくれます。
錆びた心をピカピカに磨かれた気分!

MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店 関咲 蘭さま

#102 カバヒコはプラシーボ!?

カバヒコの伝説、ちょっと違うかもしれないけどプラシーボ効果を思い出しました。
どうしようもなくなって何かに頼りたい。
何も言わず傍にいてくれるだけでいい。
変わらず、ずっとそこにいてくれる安心感。
あの公園に行けば必ず会える。
そんな心の拠り所に、カバヒコはなっているのですね。

明屋書店厚狭店 小椋さつきさま

#103 ホットミルク小説?

みんなが抱えているような身近な悩み。
読んでいて心があたたかくなりました。
ホットミルクのような、少しずつじんわりあたたかくなっていくような、そんな気持ちです。
わたしもカバヒコに会いたいです。

こまつ書店寿町本店 五十嵐祥子さま

#104 誰かに贈りたくなる一冊

登場人物がカバヒコに出会い苦しみから立ち上がっていく。
誰しも何かしらの悩みを抱えて生きている。
人知れず。
他人からすれば小さい事かもしれないけれど
悩んでいる本人にとってはとても深刻…
そんな気持ちをカバヒコに救われた人達で繋いでいく。
この作品を読んだ人は「カバヒコに会いたい」と願うはず!
そしてアドヴァンス・ヒルに住んでカバヒコに出会いたい…
青山さんが描かれる物語は言葉がとても素敵です。
第1話の雫田さんの「誰かに勝ちたかったんじゃなくて、私が、頑張りたかったんだ」
雫田さんの真っ直ぐで前向きな言葉に私も胸を打たれました。
そしてブラマンを読みたい!
奏斗のお父さんの「懸命に咲こうとしてるその姿には、何の変わりもないのさ」
「だから父さんはただ愛するんだ、それだけ。」
花に例えながら家族への愛を語る。
じんわりと胸が暖かくなるんです。
自分もこんなに誰かを愛せているかな、と振り返るキッカケになりました。
私のプルーフは素敵な言葉につけた付箋でいっぱいです!
長くなってしまうので第1話だけに抑えます…
とてもとても素敵な物語でした。
誰かに贈りたくなる1冊です。

精文館書店おゆみ野店 須山知子さま

#105 アニマルライドに宿る体温

青山美智子さんの作品はいつも読者に寄り添ってくれます。
カバヒコの伝説は体の悪いところを治してくれるということだけど、実は心の傷を癒してくれている、それは青山さんの作品そのもの。
カバヒコは冷たいアニマルライドのはずなのにとてもあたたかい、それは紙の本なのにあたたかいのと同じです。

くまざわ書店永山店 薄井みぎわさま

#106 思いやりは時代を超えて

劇中に登場した人物達と同じようにちょっとしたことで、心に傷や痛みを感じてしまった人たちにとってカバヒコのような存在は、とても大切な存在であることを考えさせられました。
傷ついた人たちに手を差しのべるのではなく、寄り添うような形で心を癒やしてくれるカバヒコの存在は、不思議でありながら前に進む勇気をくれる存在。ノスタルジックなのに何だか居てくれるだけで頼もしく優しい気持ちにしてもらえました。
そんなカバヒコの癒やしの力も、さりげない家族の想いやりの気持ちが形を変えて、時代を超えて受け継がれていたというお話には、驚きを感じつつ最後は心地よい気持ちにしてもらえました。

BOOKSえみたすアピタ戸塚店 北川真司さま

#107 優しい光で照らしてくれる

青山さんの物語はいつも優しい。
人は誰しも心に刺さった小さな棘があると思う。
いのちに関わるわけではない、けれど自分の良心や存在意義を問われるような深い部分に刺さった棘。
見て見ぬふりをしたくなるような傷に優しい光を当ててくれる。
そんな物語だと思う。
私もカバヒコに会いたいです!

未来屋書店名取店 髙橋あづささま

#108 他者には見えない各々の悩み

誰でもそれぞれに他者にはわからない悩みの種を持っている、ということをあらためて思い、カバヒコに出会えた人はなんてラッキーだろ。
この本も誰かのカバヒコになるように丁寧に売っていこう。

函館蔦屋書店 匿名

#109 苦難を受け入れる底力

元の状態に戻るのではなく、失われてしまった部分が新たに補われる。そんな、“治る”じゃなく、“リカバリー”。喪失や苦しみで生まれた溝は、回復のパワーで満ちていく。凹んだ部分が器になって、そこに新しい何かを受け入れる。そうやって新しい自分になる。そんなリカバリーができる人間の強さを尊く感じました。
受け入れ難いことを、なかったことにはできないし、しない。不本意だろうと想定外だろうと、私たちは置かれた場所で立ち上がり、苦難を乗り越えていく。そしていつか「あの苦難があったからこその今がある」と感謝するくらいの底力をきっと持っている。
人間の持っているパワーってすごい。手にだって力が備わっている。手当てというのは、手を当てて痛みを和らげるということ。想いを込めた手で、触れるということ。そこには、あたためられる希望がある。
私たちはいつだって先へ進む。進み続けるからこそ迷子になることもあるけれど、カバヒコはいつもそこにいてくれる。なんにも言わず、全部まるごと聞いて受け入れてくれる。そこに適切なアドバイスや言葉がなくても、誰かの力になれる。いつも大切な人のそばにいて、立ち戻れる場所でありたい。痛みに寄り添えるカバヒコのようでありたい。そう思いました。
触れ合わないことで、大切な人たちを守る。そんなへんてこりんな世の中から、少しずつリカバリー中のこの世界で、今こそ読んでほしい、ほほ笑みに病みが明けていくように、生きていくパワーに包まれる物語です。

宮脇書店青森店 大竹真奈美さま

#110 消耗した心を癒すカバヒコ

プルーフが届いた頃、私事ですが・・・個人的にもしんどくてかなり心が消耗していたのですが、リカバリー・カバヒコを読みかなり救われました。優しさ溢れる救いのお話を読んですり減っていたものが回復するような感覚でした。あぁカバヒコそばにいてほしい!
優しくて素敵なお話をありがとうございました。

TSUTAYA AZ岡南店 匿名

本日のカバヒコメントはここまで!
青山さんのマジックで癒される書店員さん続出…!そのコメントを読んで癒される私たち…🦛
カバヒコの幸せ連鎖は止まりません…♡ 次回もお楽しみに!


『リカバリー・カバヒコ』青山美智子

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