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【北海道最終日/登別/白老】東へ西へ車中泊で日本一周

【DAY18】
北海道旅最終日。
RVパーク室蘭で、なんと4時半に目が覚め、少し散歩に出た。

日の出前の白鳥大橋

日の出前の白鳥大橋がとても綺麗だ。
最終日は良い天気になりそうで期待^_^

6時にはカミさんも起きてきたので、モカの散歩に出る。

モカ散歩

旅に出る前のモカは、家のトイレ以外ではなかなかしなかったが、最近は外で上手にできるようになった。
これも旅に出ているからだろう。

少し雲が厚くなってきた

さっきよりは雲が厚くなってきた。嫌な予感…。

朝食をいただき、出発する。
今日は登別と白老。
少し雨がばらついてきた。
なんとか止んでくれと願いながら、車を走らせる。

登別温泉の地獄谷に到着。
雨はパラパラ程度。

地獄谷

登別温泉の源泉で、爆裂火口跡。泡を立てて煮えたぎる風景が「鬼の棲む地獄」の由来だそう。
ここから温泉が1日1万トンも湧出するそうだ。

遊歩道が整備されている

遊歩道を奥へ進むと硫黄の匂いが強くなってくる。
岩肌がいろいろな色の古い地層のように見えるのは、温泉成分のせいだろうか。
湯煙もすごい勢いで出ていて、まさに地獄の風景だ。

この景色と硫黄の匂いは、温泉に入りたくさせるが、今日は最終日。
フェリーの時間を睨みながらの観光なので、今日は足湯で我慢。登別には良いところがある。

車で数分走ると大湯沼がある。広い湖絶対が温泉だ。

大湯沼

ここから少し歩くと、大湯沼川天然足湯がある。
ここに来たかった。

大湯沼川天然足湯
丁度良い温度で気持ちいい

大湯沼から流れ出す温泉、大湯沼川の天然足湯。川自体が、ほどよい温度の温泉。

大自然の中でマイナスイオンを浴びながら天然の足湯に浸かる。最高の気分だ。

登別温泉を満喫し、名残惜しいが次へ向かう。

白老にある静かな湖、ポロト湖。
ここでカナディアンカヌーに乗りたい。

ポロト湖

インフォメーションセンターに行くと管理人の方が、私達の車を見て、気さくに話しかけてくれた。
ご自身もキャンピングカーに乗られているそうで、旅談義が弾んだ。

今日は曇ってはいるが、逆に暑くなく、風もほぼ無いのでカヌーには最高。
静かなポロト湖の湖上で過ごす。

カヌー欲しくなってきた^_^

カヌーは2人で漕ぐので、2人の息が合わないと上手く進めないよ、と管理人の方のアドバイス。
若干心配したが、艇は思う通りに進む。
良かった^_^

隣にあるウポポイに行く。まずはウポポイの中のカフェで遅めの昼食。

CAFE RIMSE
ユクカツカレー

いただいたのはユクカツカレー。北海道産の野菜と鹿肉のカツがのっている。
美味しい^_^

ウポポイは、民族共生象徴空間といって、アイヌの歴史・文化を学び伝えるナショナルセンター。

ウポポイ

人々が互いに尊重し共生する社会のシンボルになっている。

アイヌ伝統音楽と踊り

アイヌの伝統音楽も聴け、アイヌ文化に触れることができ、勉強になった。

長かった北海道旅も、これで今回は打ち止め。苫小牧フェリーターミナルから帰路の船に乗る。

苫小牧フェリーターミナル

仕事を卒業したのが昨年の6月。ずっと北海道長期旅は、ある種の憧れのように心の中にあった。卒業したらすぐに行こうと思っていたのが今になった。

美瑛

子供達もそれぞれ家庭を持ち、孫も4人で賑やかになった。
仕事中心だった生活も、卒業してから一年以上が過ぎて、やっと生活リズムも安定してきた。

宗谷岬

だが、仕事中心の人生を卒業したなら、新たな目的・目標を持って残りの人生を生きていきたいと思う。

礼文島

旅を始めた。
これが新たな目的なのかどうかもわからない。
もしかしたら、その目的を探すこと自体が旅なのかもしれない。

神威岬

ただ、
旅に出て、見知らぬ土地で初めて見るもの食べるもの、感動するものが、私達の人生の肥やしにはなっている気がする。
カミさんとモカと3人で旅を続けていきたい。

函館

全国を廻りきった後、私達はどういう感覚になるのだろうか。
それも一つの楽しみとして期待しておこう。

では次の旅でまたお会いしましょう。

船を照らす朝日

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旅するチワワはyoutube配信を始めました。
是非覗きに来てください^_^
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