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評価と信用について

今日は、「評価なんて自分でするべき」という話と「世間からの信用は案外あやふや」という話をしたくて書いてみます。前にも書いたような話ですが、なんとなく書きたいので書きます。

siroを作ってから「信用を高める」ということをテーマに掲げてやってきました。

もともと、フリーランスで仕事してたのだから、それなりに信頼されて仕事を頼まれていたと思います。目立って宣伝はせず、割と口コミでやってきてたので、繋がった人からのリピートや紹介で広まるぐらいのペースでやってました。自分が作り手の仕事が大半でしたが、徐々に規模が大きい話もあり、仲間を集めてやる的な展開もありで。

そんななか「法人化したら仕事が増える、質が変わる」という噂をきき、なら試すか、とやったのが今の法人です。もちろんやるからには、いろいろ考えて行動してますが、当面の実験テーマは「信用を高める」ということでした。

法人化したらマジで変わった

法人化の区切りで自分が頑張ったということもあるとは思いますが、肌感覚として、「法人化しただけで見え方変わったなー」という感じ。結婚するだけでも信用って変わるんで、まあそんなもんかなとも思いつつも、「マジか!」という感覚はありましたね。

デザイナー松山

デザインの仕事もやってるし間違いではないんですが、デザイナーとしてあまり自分を語ったことがないのに、デザイナーとしての仕事がくる事件がありました。

この仕事は、おそらくこの記事がきっかけになってると予想してます。

桐山さんには感謝しかありませんが、この記事を載せてもらったことと、siro社のwebが「デザイン会社なのかな?」と思うようなデザインであることや、実績の写真が綺麗な感じでそう見えるということなどが重なり、仕事につながりました。

チャンスを断る理由はないので、頑張って納品までいけました。沢山の社外メンバーに支えられ実現に至った仕事です。

ここでのポイントは、積み上げてきた信用とかをすっ飛ばすくらいに「注目のデザイナー」の記事の力があったことだとおもいます。

評価について

世に言う「承認欲求」とかの話です。人によっては給与とか報酬とかが評価だと言う感覚の場合もあるかもしれません。自分のレベルを知りたいと言う感覚は確かに自分にもあります。

自分は基本的に外からどう見えてるのかについては気になりつつも、そこには囚われないぞという意志を持ち日常を過ごしてます。正しくいうと、誇大広告みたいにならないように、でも実力は知ってもらわないとやりたい仕事にありつけないので、知ってもらう努力はしつつ。

ただ、ぶっちゃけたところ、自分の物差しが一番厳しいです。どこで手を抜いたかも知ってるし、何に失敗したかも知ってる。テックな失敗だけではなく、デザインや企画、仕事のやりとりなどさまざまな視点を一人で担当してるので、自己の評価が最も厳しくなります。

これは、松山に限ったことではなく、みんなそうなんじゃないかなーと思うわけです。

社会から信頼されていい仕事がくる。たしかにこれは事実なので、そこは何とかしたくなるわけですが、それよりも何よりも、何をすると楽しいのかとかそれは自分で決めることなんで、満足の基準みたいなものを他者に委ねるのは話が違うと思うわけです。

自分が満足してないのに、他者に褒められたら嬉しいのか。自分が満足してる時に、他者に責められたら不満足になるのか。

喜ぶべき時と凹むべき時というのは、自分の修行の過程によって見極めるべきです。人からの評価は貴重なパラメータでありつつも、それだけにやられず、それを踏まえて自分で落ち着いて判断すべきです。自分の人生は自分でコントロールしたいものです。

言語化

やはり時折こうして言葉にすると何かが見える気がします。

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