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広告の貼り増しをするにあたって、課金を本気で考えた話

前に記録系のアプリを何本か出したんですけど、久しぶりに見たらDAUがすこーし増えてたんですよ。
リリースした当初に比べたら桁ひとつくらい増えてたんですけど、収益はそんなに出てなかったんです。
広告表示回数は多少なりともあったんですけど、基本的にバナー(レクタングル含む)しか貼ってないんで、大したことはなかったんですよ。

んで、そうなると頭の中の守銭奴ホーリーがささやくわけです。
「YOU、もっと広告貼っちゃいなよ」って。

まあ確かに言われてみれば、広告貼り増せる箇所はあるんですよ。
例えば記録系のひとつはパチンコ収支表なんですけど、これってその日のプレイを終えた時点で記入するでしょうから、保存まで終了した瞬間にインタースティシャルを出せたりもするでしょう。
記録の途中で出したら邪魔くさいことこの上ないですが、全部終了した時点で出す分には、全然問題ないと思ったんです。

しかしその広告を嫌がるユーザーさんもいるじゃないですか。
昨日までなかった全面広告が、いきなり表示されたら、最悪離脱する人も出ると思ったんです。

「広告足しちゃおうかな?どうしようかな?」

なんて悩んでたら、頭の中の賢者ホーリーが出てきました。

「現状の収益を踏まえて、広告を増やすのはベターな選択じゃろう。しかしそれで離脱するユーザーが出る可能性も否定はできん。ここは同時に課金も実装して、それで広告非表示にすればええんじゃ」

これぞダブルスタンダード。言葉の意味は全く分かりませんが、2020年にふさわしい解決法に違いありません。
広告と課金の2本立てっていうのは、実にスマートですからね。

えー、そんなわけで、長年課金を嫌ってた僕も課金についてのあれこれを調べましたよ。
「0円と1円の差は1円と1万円よりも大きい。半端なお金を貰うくらいなら、全く貰わず気楽にいきたい」がモットーだった僕も、ついに課金に対して本気になりました。

そして調べた結果がこれです。

どれもUnityで作ってたので、Unityの課金に関する記事を集めてみました。
本当は月額課金をしたいんですけど、これに関する情報は少なめですね。
まあ「1年プラン」とか「1ヶ月プラン」を用意して、事実上の月額課金は実装出来るので問題はないでしょう。

ここまで調べ尽くして、各アプリにインタースティシャルを実装し、課金も実装しようとしたところで出てきましたよ。怠惰ホーリーが。

「広告足しただけでOKじゃね?課金も調べることは調べたんだから、一歩前進だよ。とりあえずこれで良しとして、ビールでも飲もうぜ」

この提案に、私は大きな声で答えました。

YES

と。

結果的に課金は実装せず、ただただ広告を足してアプリを4本ほどアップデートしたっていうのが、昨日の出来事です。

アプリを提出してしまった以上、今はユーザーからのクレームが入らないことを必死に願うしかないでしょう。

南無南無。

次回予告
「毎日使う理由があるアプリは、当たり前のように継続率が高くなる」


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