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ユーザー俺のサービスを10本作る

「自分が欲しいと思うサービスを作ったものの、ユーザーが自分1人しかいなかった」って失敗談をよく聞くことがあります。これ結構個人開発のあるあるですよね。
んで、ここでマーケティングなんていうイキった横文字に手を出すのもいいんですけど、その「ユーザー俺のサービス」を10本くらい作ってもいいんじゃないでしょうか?
この手の話を聞くたびに思うんですよ。当たらなかったのは確率の問題であって、マーケットのニーズを汲み取ったサービスでも、当たらないときは当たらないと。

てか単純に自分が使うサービスを作るのって楽しいじゃないですか。僕は今日まで自分が使うサービスどれくらい作ったかな?多分5〜6本だと思うんですが、どれも開発から最高に楽しかったです。
現在進行系で使ってるのは請求書作成のアプリと、スクイジストっていう、仕事用のアプリですね。
どちらもゴリゴリのβ版なので、もう少し整ったら改めて紹介しようと思います。

自分が作ったサービスって、直すのもめちゃくちゃ楽しいじゃないですか。
一昨日かな?スクイジストの「ユーザー検索」みたいなところを触ってたんですよ。よく分からんユーザーが紛れ込んでたからブロックしようと思って。
そしたらちょっと使いづらいんです。該当箇所がモッサリしてて、非常にストレスでした。

このアプリ使いづらいわ〜。なんて思うんですけど、すぐに気付くわけじゃないですか。

そうだそうだ。これ自分が作ったアプリだった。

わーい。速攻直しちゃお〜♪

なんてことになるので、最高に楽しいですね。

だから、ユーザー俺のサービスが当たらないとしても、10本くらいは作ったほうがいいんじゃないですかね。
もちろん1本に1年とかかけちゃダメですよ。長くても1ヶ月程度が理想です。それで10本くらい出せば、どれかは当たるでしょう。
てか当たらなくても自分が使って便利なら、それでいいじゃないですかw

自分用に作ったアプリで沢山DLされたって話だと、僕は韓国語アプリが一番ですかね。
今初めてDL数を見たんですが、10万弱ありました。
(普段はアナリティクスのDAUとユーザー数しか見てません)

これは「英語アプリはダメだけど、韓国語アプリはイケるだろ」って狙いもあったんですよ。よく口にする「中の小理論」ですね。
ニーズ中、競合小の場所にアプリをポンポン投下すれば、それなりに上手くいくって独自理論です。
それを元に出したアプリでもあるんですけど、一番は自分の勉強を兼ねてってことだったんです。

前にブログにも書いたんですが、妻が韓国人なんですよ。
それで僕も何度も韓国に行ってるんですが、韓国語が出来ないんです。
なので、それの勉強も兼ねてアプリを作ったんですが、多少はハングルが読めるようになりましたよ。

てか1600単語くらい収録されてるんですが、それ全部のハングルを自分で打ったので、さすがに出来るようにはなるでしょう。

このブログでも何回か書いた気がするんですが、妻が韓国人なんですよ。
新宿の居酒屋で働いてて、めっちゃ可愛いなと思いナンパして付き合って、それで向こうのお父さんに「腕相撲で勝負しましょう。僕が勝ったら結婚させてください」と言い、それで結婚した経緯があります。
お父さんリンゴを片手で潰すほどの怪力で、実際には瞬殺されたんですが、なぜだかOKしてくれました。本当に大好きだし、この人と家族になれてよかったなと思ってるんですよw

(今読み返してみると、失礼なこと書いてありますね)

えー、実体験を振り返ってみてもこんな感じなので、ユーザー俺のサービスは作る価値ありますよ。
また若干話がズレますが、家族や知人に向けたサービスもおすすめですね。
もうターゲットはその人のみ。オンリーワンですよ。

これ目の前で喜ぶ姿が見れるのでおすすめです。逆に舌打ちされる可能性もありますけど。

自分のことで言えば、息子向けに作った英語アプリが7万5千DLくらいいってましたね。
他にも息子向けのアプリは作ってるので、下手したら倍の15万DLくらい行っててもおかしくないと思います。
まあ息子は全くやってくれなくて、主に娘がプレイしてるんですけど。

えー、こんな感じで、イキったマーケティングを学ぶ前にやることはありますよ。
自分向けのアプリを出すとか、友達に向けてアプリを作るとか。
どれも最高に楽しいのでおすすめですね。10本と言わず、5本も作ればどれかは当たる気がします。

よく分からん「マーケット」に向けてアプリ作るほうが、成功確率は高いかもしれません。
ただ、最高に楽しいのはユーザー俺のサービスです。これは間違いない。

P.S.
マーケティングを嫌ってるかのように書いてしまいましたが、これは誤解があります。
僕はマーケティングが嫌いなんじゃなくて、マーケティングを口にするイキった輩(やから)が嫌いなんです。
プロフィールを盛りに盛った兄ちゃんが「マーケティング」とか言ってるのを見ると「何がマーケティングじゃ。日本語使えやボケ」と思ってしまうので、その感情が本文にも現れてしまいました。申し訳ないですw

マーケティングは非常に重要で、ネットで稼ぐ上では一番重要はスキルと言っても過言ではありません。
僕もそれなりに勉強したつもりでいるんですけど、おすすめなのは、ちきりんさんの本ですね。

他にも5〜6冊はマーケティングの本を買って読んでるんですが、ダントツでこれがおすすめです。

次回予告
「Unityでツール系っぽい動きを作る」

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