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大切なのは白紙で共感すること

どーも、ゲッティです!
今回も平本式の「現場変革リーダー養成コース(以下:現変)」での学び・気づきをアウトプットします。

いよいよコーチングに関するテクニックを一通り学び終えて、通しで現変メンバーたちとコーチングの相互練習が始まりました!僕は「自分軸を見つけたい」、「人に寄り添える人になりたい」という気持ちから現変に参加してるので、「コーチングで食べていけるようになりたい」といった考えは今のところないです。

ただ、コーチングそのものが面白いんですよね!「この人は何に困っているんだろう?」、「どんな未来を思い描いているんだろう?」とか一緒に考えるの楽しいです。まさしく寄り添う感じを味わえています(*^^)v

将来の夢とか職場の悩みとか大きな話でなくても、案件レベルでどうなったらいいかを話すのも楽しいです。僕は「自分の凄さに気づいたから自分を承認したい!ご褒美に甘いもの食べたいけど何にしよう?」とか「ZARD知ってもらいたいんだけど、どうしたらいいかな?」とか「今日noteに記事まとめようと思うけど、どのカフェで取り組もうかな?」なんてことをコーチングしてもらいました笑

「そんなことでもいいの?」と思うかもしれませんが、意外と自分の無意識に気が付いたり、どういう風になりたいか考えたりすることで、今まで「何となく」で行動していたことでも、「これに決めた!」と意識的に決定出来て幸福度が増している感じがありますね(*^^)v

今もスタバで桜見ながらnote書いてますけど、今まで以上にリソースフルな状態でアウトプットできてます。

さて、今回は相互練習をしていく中で得た学び・気づきを紹介します!

学んだことは使いたくなる

学んだことや習得したことって「使ってみたい!」ってなりませんか?
本を読んで学んだこと、人から教えてもらったライフハック、スポーツで習ったことなどなど…。自分のためになることであればガンガンアウトプットして、自分に合うかどうか試してみたり、習慣化させたりしたくなりますよね!

僕は卓球部だったので先輩から教えてもらったり、YouTubeで見たりしてサーブや新しい技術を覚えるのが好きでした。たくさん練習して試合で使ってみて自分が戦いたい展開にもっていきやすいか、相手が嫌がるかどうかを試してました。

現変でもそうです。クライアントが描くゴールにたどり着くためにどんなことをするとたどり着きやすいのか、どんな手法があるのかたくさん学んできました。

相手の目線に立つためのポジションチェンジ
モノを使って今の気持ちを視覚で捉えられるようにする
過去から未来を思い描くタイムライン

他にもいろいろあります。まだ自分の中でも消化しきれていません笑
使えるようになりたいからこそ、アウトプットを繰り返して、定着させたくなるんですよねー。この「試そう」、「使ってみよう」という気持ちが落とし穴だということに気が付きました。

練習での気づき

早く通しでコーチングができるようになりたいと考えていたので、サポートの方々が企画してくださった練習会に参加しました。一つの手法として、「こういう流れでやってみるのもいいですよ」といった見本を見せていただき、それをメンバー同士で練習しました。最初に今日頑張りたいことを伝えるのですが、以前スタッフの方々と交流したときに「白紙で共感することがいかに大切か」ということを聞いていたので、「白紙で共感すること」を大切にすると宣言しました。

練習で話した内容に関しては守秘義務もあるため、ここには書きません。読んでいる方はイメージしにくいと思いますが、僕目線でどんなことを感じていたのかできるだけわかりやすく書けるように頑張ります!

自分がコーチ役でクライアント役の方の話を聞いていきます。課題を解決するために過去に上手くいった時のことを聞くと、クライアント役の方からとあるリーダーの話がでました。それを聞いた僕は「あ、これならそのリーダーだったらどんな行動をするか考えてもらって、同じことをしてもらえば上手くいくな。早速いろいろ質問してみよう!」と考えました。

ただ、中々しっくりこなかったんですよね。具体的な小さい行動まで落とし込みたいと思いながら色々考えてました。

「どうしたらそのリーダーみたいな行動がこの方にはできるだろうか?」「そのリーダーが意識してたこと何だろう?」
「この方とリーダーの違いはなんだ?」

練習なので時間制限がありました。残り時間も短くなり、「あー、これはクライアントの方が納得できる具体的な行動案まで出ないかも。上手くいかなかったなけど練習だし次に活かそう。まだ1~2分あるからできることしよう。」

そう思った時に、最初の宣言が頭に蘇りました。「白紙で共感すること」
改めてしっかり共感しようと思い最後1~2分話を聞くことにしました。

大切なのは「白紙で共感」

白紙で共感というのは、自分の考えや価値観といった自分目線は脇に置いて、相手目線で相手の見ている世界を一緒に探索して味わうということです。白紙で共感することについてのnoteはこちら↓

残り1~2分とにかく共感しようと思い、自分の考えは捨てます。相手にはどんなものが見えているのか入り込む。相手の言ったことをステイト1.5倍で繰り返す。うろ覚えですが、こんな感じだったかと。

クライアント(以下:ク)「○○だけでなくて、△△とかもしてみようと思ってて~」
僕「△△とかもしてみようって思ったんですねー!」
ク「…。あ、そっか。△△してみたらいいんだ」
僕「おお、△△はどうしたらできそうですか?(ん?なんだ?理想のリーダーとは全然違う意見出てきたぞ。しかも自分でさっき言ったことになんか納得した?)
ク「××の時に◆◆してみたりとかならできそうです」
僕「クライアントさんならできます!頑張ってみてください!(あれ?ゴールにたどり着いたのか?何が起こったんだ?え?いいんだよな?でき…た…のか?)

ブレイクアウトルームが終わって戻る時には、何が起こったのか全くわからず呆然としてました。3人グループでの実習なので、次の番自分はオブザーバーとして練習を見ていました。何で急にクライアント役の方が気づいたのか考えながら見てました。

答えは相手が持っている

コーチングにおいて、答えは相手が持っています。この答えに対する考え方が間違っていたことに気が付きました。僕は勝手に自分だったらこれが答えだという決めつけに誘導しようとしていました!

リーダーの真似にこだわったのも、自分だったらできる人の真似をしてみることから始めた成功体験があったから勝手にそれが答えだと決めつけていたなと思いました。別にクライアント役の方は「そのリーダーになりたい」と一言も言っていません。「困っている課題があって、それをどうにかしたい」と言ったにすぎません。

コーチングは相手が主体です。それを「学んだことを早速使ってみよう」という自分主体で取り組んでしまったことが上手くいかなかった原因だと気が付きました。

誘導するのではなく、引き出す。似ているようで全然違います。自分でこれが答えだと決めつけては相手主体ではなくなります。だからこそ、白紙で共感して、一緒に答えを探しに行く。相手が答えを引き出すお手伝いをしているだけです。

「これを使ってみたいな」とテクニックが先行したり、「自分だったらこうするのに」と主観が入ったりしてしまうと、そこに誘導してしまいます。そうではなく、クライアントは今何に困っているのか、どうなりたいのかを白紙で共感して、どういうゴールを描きたいのか引き出す。そのゴール、答えにたどり着きやすくするためにテクニックがあるだけです。

常にクライアントが主役だからこそ、自分の考えを脇に置いて白紙で共感することが大切なんだと頭だけでなく、身体でも心でも理解できた瞬間でした!

終わりに

白紙で共感を意識して相互練習してたら、どんな話題が来ても、「この人の本当の課題は何だろう」、「どうなったらいいんだろう」ということを先入観なく聞けて、「相手に何て声をかけていいか迷っているのか。それならポジションチェンジした方がいいな。」とか「なりたい未来が漠然としていて少しでも具体的にしたいのか。それならタイムラインを一緒に歩いてみよう。」と自然にできるようになってきました(^^)/

寄り添うことって本当に大切だなと日々実感しています。自分の身近な人にはさらに寄り添えるようになりたいという気持ちも強くなりましたし、まだまだ伸びしろもあるので、たくさん練習して、相手の前に立って誘導するでも、後ろに立って背中を押すでもなく、横に一緒にいて相手の世界を味わいたいと思います。


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