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新しい自分への気づき
どーも、ゲッティです!
今回も平本式の「現場変革リーダー養成コース(以下:現変)」での学び・気づきをアウトプットします。
自分の学びの振り返りですが、「自分にとって大切な事って何だろう」、「自分は何がしたいんだろう」と思うことがある方には読んでいただけると嬉しいです!
自分軸とは
皆さん何の制約もなく、どこにでも旅行に行けるとしたらどこへ行って何をしたいですか?
モルディブで海を見ながら読書
北欧でオーロラを見る
宇宙へ行って地球を見る
などなど…
行先や理由って大事ですよね。どの乗り物で行くかという方法ってあまり考えないですよね。
これを人生で考えると、行先は「どうありたい?」、「どうなればいい?」かを考える『ビジョン』、理由は「なんのために?」、「自分にとって何が大事?」かを考える『価値観』に置き換えることができます。この『ビジョン』と『目的』を合わせたのが『自分軸』です!
何も制約のない旅行を考える時にどう行くかの乗り物、つまり『方法』ってあまり最初に考えないですけど、人生だとどうしても「○○の資格をとる」とか「人脈を広げる」とか「お金を得る」とか自分軸が定まる前に『方法』に囚われちゃうことってありませんか?
僕はこの『自分軸』があいまいだったので、今まで行動しても「なんかしっくりこないなー」と思うことがありました。「本当は自分は何が好きなのか」、「自分は何がしたいんだろう」ということを片鱗でもいいからつかみたいと思い、現変に参加しました。
僕の今までの自分軸
僕の今までの自分軸は「努力」でした。努力の根幹にあるものは承認欲求でしたね。特に、親からの承認欲求です。
自分が欲しい時に親からの関心がもらえず、勉強で結果を出した時しか関心をもらえなかったという記憶が強いです。
地域で一番の進学校に合格し、親も喜び嬉しかったです。しかし、高校最初のテストはクラス40人中35位。全体ではなく、クラスで、しかも35位、全体ですらこんな順位取ったことないのに下から数えたほうが早い…。
親に言われた「部活をやらせるために高校に行かせてるわけじゃない」と言われたことは忘れられませんね。今思えば「お前何様だよ」と言いたくなりますが…。まだ努力し続けなきゃいけないのか…。そう思いました。
本当に嫌でしたが、部活動の時にふと「努力できることも才能の1つだよな」という話を聞きました。唯一の取り柄だと思っていた勉強でもへし折られ、自信も才能もないと思っていた自分にとって、「努力は誰にでもできることじゃないんだ。俺には努力しかないんだ!」と思うようになりました。
寝ずに勉強するというバカみたいな勉強法で、テストの順位がクラス35位から9位まであがってしまいました。
当時は本当に嬉しかったですが、この経験から「努力すればできないことはない」と執着するようになってしまいました。努力の「質」に気が付けばよかったんですが、「量」に囚われてしまったのが失敗でしたね。
当然ですが、寝てないんで結果は出なくなります。冷静に考えればわかりますが、「努力」が自分にとって全てですから、「結果が出ないのは努力してないからだ!」とさらに追い込みます。
「たまにはゆっくりしたいなー」
「カラオケ行って友達と騒ぎたいなー」
「スポッチャとか行ってワイワイしたいなー」
そんな心の声が聞こえてきますが、無視。それどころか、「結果も出てないくせにそんなことを考えるのは、甘えだ」そう思ってました。最終的には身体を壊しました。
「努力」することを否定したいわけではありませんし、努力するからこそ得られる達成感もあります。その喜びは今でも忘れられないものもたくさんあります。
「努力」という軸があったからこそ、学校行事がとても好きでした。学校行事、特に運動会は自分一人でなく、みんなで同じ目標に向かって努力する感じがとても好きでした。
勉強はどうしても個人戦という感覚と人と比べてしまうことがあったため、友人を仲間と捉えることもできましたが、一方でライバルでもありました。
行事ももちろん競い合いますが、チームとしてみんなで楽しい時も苦しい時も感情を共有しながら、目標に向かっていくことが本当に楽しかったです。
自分軸は複数あっていい
さて、そんな中で今回の学びです。「自分軸は複数あっていい」。衝撃でしたね。自分の軸といったら一つと勝手に先入観があったので、ワークを通じて複数あることが実感できました。
自分の子供時代の思い出や好きな場所、好きな感覚など、様々な質問から価値観を付箋に書き出してみるワークをしました。そうすると「やすらぎ」とか「のんびり」といった価値観が出てきました。
身体を壊した自分のことを思い返すと、「努力しないのは甘え」と思っていましたが、「ゆっくりしたい」、「のんびりしたい」という考えは甘えではなく、自分が大切にしたかった軸だったんだと気が付きました。自分の心の声を無視し続けたからこそ、無意識に自分が身体を壊して、もう一つの大切にしたい軸に気が付いてもらいたかったのかもしれませんね。
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順番に特に意味はないです笑
僕の場合は、努力とやすらぎがそれぞれの自分軸で、心の声に従って選んでいくイメージです。
リソースフルな時は努力や成長、みんなで目標に向かって進んでいきたいです!
逆に疲れている時は、「甘え」ではなく、リソースフルになるために、のんびり散歩したり、穏やかな気持ちになれるようにゆっくり休んだりすることを優先したいですね(*^^)v
人によっても、時と場合によっても当然変わる
この自分軸は人によって違うのはもちろんのこと、自分が直面している問題だったり、時間の経過だったりで優先順位や形が変化していきます。
僕は2本の柱があるイメージですが、人によっては「やすらぎ」の土台の上に「努力」があったり、一本道でちょっとずつ枝分かれしていくイメージだったり、渦巻き状だったり様々です。
人の自分軸のイメージを聞くと、その人がどんなことを、どのように大切にしているか知れて面白いですし、何より自分のイメージの幅も広がります。
仕事で忙しくなったら、僕も安らぎが最優先になるかもしれませんし、みんなで何か力を合わせることが楽しくなってきたら、「安らぎ」が後回しになるかもしれません。仕事と家庭、友人といる時と会社の人といる時なんかでも違うかもしれませんね!定期的に自分軸のチェックをしていきたいですね!
おわりに
今回の学びから、今後大切にしていきたいことは「自分の心の声をしっかりと聴く」ということですね。何か大切にしている価値観と反対の価値観が出たときに、それを否定せず、しっかりと受け入れて「お!何か新しい自分軸ができたかも!」と新しい自分や今まで目をそらしてきた自分との出会いを味わっていきます。
最後まで読んでくださってありがとうございました(^^)/
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