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誰もが人生の主人公

どーも、ゲッティです🍝
今回は平本式の「心理カウンセリングセミナー実践コース(以下:カウンセリング実践)」の第2期の1回目での学び、気づきをまとめたいと思います!
「現場変革リーダー養成コース(以下:現変)」が終わっても、こうして学びがあるのはありがたいです📝

カウンセリング実践といっても、カウンセラーやカウンセラーになりたい人ばかりが集まっているわけではなく、人の相談・悩みをより聞けるように学ばれている方もいらっしゃいます。自分も人に寄り添いたいと思って参加してます。

基本は自分の知識の整理のために書くので、読みにくい部分だったり、「長いなー」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんなが、ご容赦ください。読んでくださった方にも学びがあれば嬉しいです✨

ご一緒に学んでいる方は「ゲッティはこんなところが印象に残ったのかー」と学びを深めたり、振り返るきっかけになったら嬉しいです!

「心理に興味あるから読んでみよう」って方には、知的好奇心を満たせたり、より学びたいという機会になれば幸いです。

「カウンセリングは悩みが深刻な人が受けるもの。自分は関係ないなー。」と思われる方もいらっしゃると思います。そんな方にも、自分のためではなく、人との関わり方へのヒントになりますので、お時間ありましたら読んでください!

自分がカウンセリングを身近に感じた経緯をお伝えしてから、学びのアウトプットをしますね📝

カウンセリングとの出会い

そもそも自分がカウンセリングを身近だなーと思ったきっかけは浪人時代です。
「いい結果を出して、他人に認めてもらいたい!」と思っていた自分は睡眠時間を削ってゴリゴリ勉強してました。
当然ですが、授業は寝るわ、集中力が続かないわで成績は上がらず、そこから睡眠時間を削って夜やるの負のスパイラルに陥ってましたね。
結果、身体を壊して学校に行くのも大変になりましたが、なんとか高校3年生の時に1年かけて復調して卒業しました🎓🎊

その後の浪人した予備校での教務との一場面

🍝「あのー、相談があるんですけど」
👩「どうしたの?」
🍝「去年身体壊したんで、高3の知識ほとんどなくて勉強頑張りたいんですけど、また身体壊したくなくて…。勉強のペースとかどうしたらいいかわからなくて…」
👩「それならカウンセラーの先生今空いてるからカウンセリングルームで相談してみなよ」
🍝「(カカカ、カウンセリングゥ!?俺病んでねーし!勉強の相談したいからあなたに話してるんですけど💢なんだ、仕事放棄か?)」

目玉飛び出るかと思いましたね。
そのままカウンセリングルームに連行されて、カウンセラーと話すんですけど、その時の話はあまり覚えてません笑
たしか身体を壊した経緯や親に認めてもらいたいとか言った気が…

勉強との向き合い方、できたことに目を向ける大切さ、いろいろ教えてもらいましたね。
なんだかんだで毎週通うことになるのですが、1年通してメンタルめちゃくちゃ安定してましたね!

一緒に勉強してる友人達にも「カウンセリングルーム毎週行ってる」というと「え!?」と驚かれましたが、内容を伝えると「深刻な悩みを抱えてるのかと心配したわー」なんてやりとりをよくしてました。

「こんなことでもカウンセラーに相談していいんだな」と、それからカウンセリングを身近に感じるようになりました。

学びのアウトプット

感情にフォーカスする

話を聞いている時に「気になる」とか「辛い」といった感情ではなく、出来事やモノにフォーカスして「試験勉強ができない」という相談を受けるデモを見ました。
相談をした側は「これを解決するためのノウハウを教えてくれるんじゃないかと感じた」、「気持ちには触れられなかったから、気持ちは関係なくなってきた」という感想が出てきて興味深いなーと思いました。

カウンセリングは感情的な問題を解決するために行うので、ノウハウだけを教えることはカウンセリングではないです。仮にノウハウを教えても、クライアントは感情的な問題を解決していないので、「ノウハウをもらった」と安心してしまい、行動はしないとなってしまう…。自分の身近な問題でも、あるあるですね。

これが事故だとか災害だとかの深い問題の相談になった際に、出来事だけに注目すると尋問になってしまうので、注意が必要です。

人の悩みを解決したいという相談を聞く際には、感情にフォーカスすることを意識します!

初対面でも信頼関係は作れる

信頼関係はこれまでの人間関係とか関係なく、初対面の相談の場でも作れます。必要なことは「安心安全」「共感」です。

クライアントの感じ方
安心安全:ここなら何でも話せる
共感:この人はわかってくれる

これを聞いたときに、確かに今までの人間関係で長く付き合ってたからといって信頼関係が築けていたかといえば、そうではなかったなと思いました。

相手が「わかってもらえたー!」と感情の底をつくまで共感することが大切ですが、クライアントの方と全然感情がマッチングしない悪いデモをやっていただきました。

👨「『いいこと言ったなー』と思っちゃうと続けてしまうので、いいこと言おうとする人は注意ね!」
🍝「昔の俺だーーーー!!!」

自己受容もなかなかできず、他人軸で生きていたときは「自分は凄いやつだ」と認めてもらうために、わざわざ時間を割いてあげて、しかもアドバイスもしてあげたというスタンスでサークルの後輩の話とか聞いてましたね。

話を聞いているようで、関心の矢印は自分に向いてますから全然聞いてないですし、現変でたくさん学んだからこそ、傍から俯瞰してみると「めっちゃウゼー!!!」と感じましたね笑

今までのことはしっかりと反省しつつも、そんな自分がいたからこそ、「しっかりとコミュニケーションを学ぼう」とか「自分軸を見つけたい」とか考えて現変に参加して今の自分があるわけですから、そんな自分も愛していきます✨

人生の主人公

アドラーというと
「あー、『嫌われる勇気』の人ね!」
と思われる方が多数いらっしゃるのではないかと思います。

大切なのはなにが与えられているのかではなく、
与えられたものをどう使うかである

アルフレッド・アドラー

これはアドラーの「人生の主人公」という理論で、人間は本来、持っているものを使って自分の人生を生きているという考え方です。
解釈が広すぎるので、定義を絞っていくと

「人は自分の人生を自分で決められる」

ということであり、心理カウンセリングはこれを学習する場であるということです。

「それはあなたが自分で選んだこと」と相手の自己責任を問うという解釈ではありません。あなたは間違っていて、私が正しいという上下関係を作ってしまいます。

「自分で決められるんですから、あなたが決めていいですよ。そしてあなたが決めたことを私は尊重します」という相手のこれからの選択を尊重することで、仲間としての関係=ヨコの関係を築くことができます。

この人生の主人公をカタチにする3つのポイントがあり、それは

・自分で決められるよう選択肢と判断材料を提供する
・選択を促し、同意を得る
・相手の選択を尊重する

相手の自主性を見守ることが大切ですね。
これができず、「失敗したらどうすんの?」と先回りして失敗を取り除いてた時がありましたね。

「相手が失敗から学ぶ機会を奪ってしまう」、「その失敗が相手の人生にとって転機になるかもしれない」という話はおっしゃる通りだなと響きました。

祖母が教師だったのですが、当時の教え子やそのお子さんたちと関わっているのを小さい時によく見ていましたが、「人生の主人公」と真逆のことばかりしているなと感じました。

「絶対○○高を受けさせろ!私が言うんだから間違いない」
「英検なんて時間もったいないから今やるな。テストの勉強しろ」
「ほら見ろ!だからやめとけって言ったのに。
私の話を聞かないからこうなる」
「ここで失敗したらろくな人生送れないから私の言うことを聞け」

とまぁゴリゴリに上下関係でしたね。自分の言うことを聞かずに成功した人を見ると「あいつは私を裏切ったひどい奴だ」なんて言ってましたね。
今になって、依存先を探していた人は祖母にべったりで、自立したい人、自分の選択を大切にしたい人は祖母を避けていたなと感じます。

祖母にべったりな人たちは「おかげで助かりました!」とか「いつもありがとうございます!」とか「本当に○○先生のいうことはいつも正しくて凄いですね!」と満面の笑みで感謝や賞賛を述べていたのをよく見ていました。

「おばあちゃんみたいになれば、人から賞賛されるんだ」と小さい自分は間違ったコミュニケーションを学んでしまいましたね…

祖母にも、祖母にべったりな人たちにも何かしら事情はあるんだろうなと今では思えますし、「相手」ではなく、「相手との関係性」を変えるということも学びましたから、そういった人たちが今それでいいのであれば、そっとしておいて、変わりたいという選択をする時にしっかりと尊重して寄り添えるようになろうと思います。

終わりに

今回の自分の一番の学びはなんといっても「人生の主人公」ですね!
カウンセリングに限らず、相手の選択を尊重するということはどんな時でも意識していきたいですし、ただ「あなたが決めてください」という訳ではなく「こういう選択ができるけど、どうする?これで大丈夫?」と選択肢の提示や同意を得る事も大切にしていきます。
そんな中でも「しんどくて決められない」という人もいるでしょうから、「しんどいよね。決められないよねー」と寄り添っていこうと思います💕

たくさんの学びがあったので、残り9回もとても楽しみです!

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