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いざ!!中国!!!

どうも。

KONGです。

先日、中国へと飛び立ったGET BILL MONKEYS一行。

KONGも数年ぶりの海外となり、テンションもぶち上がる。

現代人のライフラインである携帯電話は海外では使えないといった問題も、マネージャーの和田さんが海外用のSIMカードを各自に用意してくれており、安心した気持ちでメンバー達は海外へと飛び立った。


行きの空港にて。

搭乗手続きをする時、自分の席をある程度自分達で決められるシステムに初めて遭遇。

受付のお姉さんに

「窓側が良いですか?通路側がいいですか?」

と、質問されたKONGの返答はこうだった。

「トイレに1番近いところで!」

ニコリと笑うお姉さんが

「かしこまりました。」

と、パチパチとキーボードを鳴らしながら座席を決めてくれていたところ、失礼ながらトイレの珍獣はこう質問した。

「トイレは何個ありますか?」

少し考えたお姉さんが

「4個あります。
こちらのトイレの近くになりますが、よろしいでしょうか?」

流石にトイレの位置まで指定するKONGではなかったが、お姉さんの対応の素晴らしさに、いたく感動した。

杭州行きの飛行機はとても大きかった。

機内に入ると、そこまで他に人は搭乗しておらず、空席がかなり多めだった。

にもかわらず、KONGが座る席の隣には、おじ様が座っていた。

『何故だろう…。

こんなに空いているのに…。

まさか、このお方もトイレ指定なのか?』

空席がそこら中にある中、KONGはおじ様とピッタリ隣同士。

なんだか気まずいし、おじさん的にも

『なんでやねん。』

となっているに違いない。

通路を歩いているCAさんに拙い英語でこう伝える。

「こっちに移っていいですか?」

少し考えた後、

「フライトしてシートベルトサインが消えたらいいZO。」

と許可をくれた。

飛行機が飛び立つのを待つKONG。

すると突然、おじ様が口を開いた。

「空席が沢山あるけど、飛行機は人の重さと荷物でバランスをとってるんだよ。」

『え?』

KONG「つーことは、僕は移動したらヤバいですか?」

オジ様「いやいや、1人とかは全然大丈夫だよ。

不思議に思ってる顔をしていたから。」

小説に出て来そうな紳士で不思議なオジ様との空の旅が、幕を開けたのだった。

どうやらオジ様はお仕事柄、アジアを飛びまわっており、勿論中国にも何度も行った事があるようだ。

KONGからすれば、凄まじい経験値である。

『驚いたらいけない事』
『あまりやらない方が良い事』
等、オジ様はありがたいアドバイスをKONGに幾つも語ってくれた。

海外でのライフライン『携帯電話』についてのレクチャーもしてくれた。
(会計はほとんど電子マネー決済だとか)

「ちゃんと海外SIMはアジア仕様なのかい?」

その質問に無言になるKONG。

(どうなんだろう・・・)

その時に丁度マネージャーの和田さんが、機内に散らばったメンバー1人1人に、現地に着いた時に使うSIMカードを配っていて、KONGにも渡してくれた。

オジ様に見せると

「お。大丈夫なやつだね。
今のうちにSIMカードを差し込むといい。
ついでにこれを差し上げよう。
持っていれば便利だからね。」

と、親切にSIMカードのピンもくれた。
【KONGはアイテムSIMピンを手に入れた】

さっそくSIMカードを入れ変えて、準備を整えようとするKONG。

だが。

何度やってもここでも、ビザ事件の時のようなエラーを起こす。

KONGの携帯が、SIMカードを受け付けてくれないのだ。

そしてここで、絶対的な経験値を持つオジ様が、冷たい言葉を放つ。

「これは多分ダメだねえ。」

諦めの悪い漢KONGが何度も、

「いや、僕のはSIMフリーのはずで…」

「違うよ。

君のは…

もう向こうでは使えないんだ…」

スラムダンクで桜木花道が陵南高校との初の練習試合で、試合終了後に赤木キャプテンに聞こえないフリをしてパスを求める様な、シチュエーションになってしまう。

ついつい何度も同じ質問を繰り返して

「本当に、もしSIMカードがダメで、
現地のWi-Fiを使ったら、僕の携帯で使えるのはAlipay(中国語の電子マネー)ぐらいなんですか?」

「そうだね。

もう、今からじゃどうしようも出来ないよ…。

だって僕達もう空の上だしw」


……。

ギャーーーーーーーース!!!!

こうして、、

着陸したら電波と連絡手段がなくなるKONGの中国ツアーが幕を開けたのだ。

驚くだろ?

これでまだ、中国に着くまでの話だぜ?

それでは!

また!

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