江藤淳著 こもんせんす
図書館には、読まなくなった本などを自由にもらって帰っていい棚がある
そこには、なんと、江藤淳の「こもんせんす」があった、初版本だ、しかも箱入りですこぶる状態が良い
多分、同じ方かご遺族かも知れないが、伊藤整の変容と野上弥生子の花があった
当時の流行とは、ちょっと失礼だけど、大戦を振り返るには、最適な本だ、伊藤整を除いて
江藤淳の東條英機に対する文は、いかにも的確と思う一方、どうして近衛文麿についての言及がないのか、不思議でしかたなかった
近衛に対するタブーの研究が必要かも知れない
本当に冷静に、歴史を誰かたどってはくれまいか