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珈琲日記|コーヒーミルの話(デロンギ電動グラインダーレビュー)

先日、電動のコーヒーミルを我が家に迎えました!
デロンギの最新グラインダーです!

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今まで手挽きのミルを愛用しており、仕事の合間の息抜きに手でゴリゴリしていたのですが、最近は相方と二人でコーヒーの消費量が激増していたこともあって電動ミルを導入しました。

これまでに使ってきた3種類の手挽きミルと今回新入りの電動ミルを、4つの観点から(私の独断と偏見で)評価しながら紹介したいと思います!
これからコーヒーミルを購入しようと考えている方の参考になれば幸いです。

<ミルを比較する時の4つの観点> ★5段階で評価
(1)一度に挽ける豆の量
(2)豆の投入しやすさ
(3)挽きやすさ(押さえやすさ、回しやすさ)
(4)粉の取り出しやすさ


手挽きミル① カリタのコーヒーミル K2
かれこれ5年ほど愛用していて、純銅製の小さなフォルムながらずっしりした、いい味をした相棒です。ころんとした取っ手が可愛い。

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(1)一度に挽ける豆の量:★★☆☆☆
なかなか少なくて、感覚的に一人分の約15~20gが限界です(webサイトを見ると最大容量は25gとのこと)。一人で飲む時はちょうど良いのですが、相方と二人分の30gになるとちょっと少ないです。

(2)豆の投入しやすさ:★★☆☆☆
投入口は結構小さいので、雑に入れようとするとちょいちょいこぼれます...。
メジャーカップを使えば入れやすいかもしれませんが、私は予め小皿で豆を計測してからミルに投入するので失敗した時は盛大に散らばります。

(3)挽きやすさ:★★★★★
押さえやすい!回しやすい!ドームのところを左手で押さえて、右手でゴリゴリ回します。本体に重さがあって安定しやすく、ハンドルの半径も大きいので、とにかく楽に早く挽くことができます。

(4)粉の取り出しやすさ:★★★☆☆
粉受けが銅製なためか、静電気で粉が残ってしまうことが多いです。
粉受けの形が円柱型なのでドリッパーには移しやすいです。

純銅製なのでミル自体にずっしりとした重みがあり、挽いている音も重厚感があります。仕事の合間に少し気分転換したい時、一人でちょっと一服したい時におすすめです。


手挽きミル② カリタのコーヒーミル KH-5
実家で9年近く使っている最年長者!上下が木製なので安定感はありながらもそこそこ軽いです。

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(1)一度に挽ける豆の量:★★★☆☆
カリタのコーヒーミルK2よりも若干多めに入るかな、という感じ(webサイトを見ると最大容量は30gとのことでした)。二人分には少し少ないかなぁという印象です。

(2)豆の投入しやすさ:★★☆☆☆
カリタのK2と同様投入口が小さく、油断するとダバダバーっとこぼれます。

(3)挽きやすさ:★★★★★
押さえやすい!回しやすい!上部のドーム状のところを押さえると安定して回すことができます。

(4)粉の取り出しやすさ:★★☆☆☆
金属の粉受けの宿命なのか、静電気でひっついてしまうのは避けられなさそうです。内側に凹凸もあるのでそこに粉が溜まりやすいのも少し気になります。

そこそこ軽くて、デザインもおしゃれ、一人分にちょうどいいサイズなので個人的にはオフィスに置くのにちょうどいい感じです。


手挽きミル③ ハリオのセラミックコーヒーミル・スケルトン
シュッとしたデザインが印象的な、もともと相方が使っていたミルです。

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(1)一度に挽ける豆の量:★★★★☆
いつも一度に挽く豆の量は30gが最大なのですが、それでも余裕があるくらいたっぷり入ります。最大でどのくらい入るのかは、ハリオくんの本気は未測定です。

(2)豆の投入しやすさ:★★★★★
上面が全て開くので豆をこぼすことはほとんどありません。
しかも本体がそこそこ軽いので測りの上に乗せて、豆の量を測りながらそのまま投入できます。便利。

(3)挽きやすさ:★☆☆☆☆
これが、個人的には絶望的に挽きづらいです...。中央のくびれた部分を握って、もう片方の手で回すのですが、押さえづらい上に底も丸みを帯びているのでとにかくグラグラして安定しません。
また、挽いている時の音がキンキンとした金属音で、カリタの重厚なゴリゴリ音の方が好きだなぁと思ってしまいます。
挽き心地がしっくりこないせいで、それ以外の要素は完璧なのにあまり使っていません...。

(4)粉の取り出しやすさ:★★★★☆
粉受けがガラス製なので、ほぼ静電気は発生することなく、するんとドリッパーに落ちてくれます。

さっき知ったのですが、ちなみにこのハリオくんは水で丸洗いできるそうです。臼の間に詰まったコーヒーの粉も綺麗に洗い流せるのはありがたい(今度掃除します...)!


そしてそして、デロンギの電動ミルです!改めて写真を。
電動ミル デロンギ コーン式コーヒーグラインダー

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上のダイヤルは粉の粗さを、Extra Fine(極細挽き), Fine(細挽き), Mediun(中挽き), Coarse(粗挽き)まで16段階で調整、
下のダイヤルを回すとガーッと言って挽きはじめてくれます(数字の意味はよくわかっていません)。
デロンギの別の電動ミル KG79Jを使ったことのある相方曰く、「黒のより音が小さい」らしいです。

(1)一度に挽ける豆の量:★★★★★
圧倒的大容量、310g入るそうです。一回で20杯飲めます。
普段200g単位で豆を買っているので、一袋なくなりますね。

(2)豆の投入しやすさ:★★★★★
上部の蓋を開けて放り込めば完了!!楽!

(3)挽きやすさ:★★★★★
そんな概念はなくなりました。

(4)粉の取り出しやすさ:★★★☆☆
粉受けがプラスチック製で、ちょっと静電気でひっつくのが残念...!

手挽きミルの時はあまり重視していなかったものの、粉の細かさをダイヤルで手軽に変更できるのも結構楽しいポイント。
「電動ミルは味気ない、やっぱり手挽きしないと!」とか思っていた昔の自分に教えてあげたいです。
手挽きミルは挽いている時に香りが漂ってくる時間がたまらなく最高で、そんな手挽きの良さもある一方、電動ミルにもそれに負けない良さがある。


Quality of Coffee Life が上がりました。
そして、豆の消費が加速しました。

しばらくは電動ミルで手軽に大量のコーヒーを飲む生活になりそうです。




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