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膝蓋骨骨折の話 第十七章

こんにちは
前回(前章)はボルトが外れた事によるメリット、デメリットについてお話しました。

第十六章はこちら

今回はリハビリにおけるマインドについての記事を書いていきます。


第十七章 リハビリマインド

1.フラストレーションと慣れ

筆者の膝蓋骨骨折リハビリ生活において、杖を(一旦)外して二本の足で電車で移動したりできるようになったのは、怪我してから5ヶ月目でした。

ただ、ジャンプしたり走ったりと、それなりの運動ができるようになるまでは、そこから1年以上の期間が必要でした。

2.長期戦への備え

膝蓋骨など、関節周りの骨の骨折は可動域や筋力を取り戻すまでに相当時間がかかります。
その為、長期戦になる事に対しての心構えがないと、フラストレーションでメンタルが沈んだりしてしまいます。

リハビリが長期化する時、どんなメンタルで望めば良いのか。

例えばアスリートでいつの大会に回復を間に合わせたいと言う事であれば物理的に可能な範囲で全力を尽くすしかないと思います。

今回1番のターゲットは、「そこまで焦るような必要性はないが、このまま治らなかったらと不安になる」といったくらいの方です。

3.怪我する前だったらできなかった事

リハビリが長期化してくると、量をこなす為の体力的な限界と、仕事などの時間的な制約が伴ってきます。
その為、治るまでの間(満足いくレベルに回復するまで)リハビリの事だけに集中しきれない場合が多いでしょう。

ここで、お勧めなマインドセットの仕方として紹介したいのが
「怪我する前だったらできなかった事」
これに着目する事で、怪我に対してのネガティブな思考を払拭することができます。

筆者の場合は、膝蓋骨を骨折してしまうまでひたすらテコンドーを主軸に生きていました。
なので、他の人生の楽しみに対する優先順位が異常に低かったんです。
(もちろん、たまにハメを外すことはありました 笑)

なので、怪我をして人生がどうなってしまうか不安に思い始めた時、不意に「彼女を作ろう」と決めました。
その結果今の奥さんと出会うことができ、怪我をする前にできなかった海外旅行を脚のリハビリも兼ねてやってみたり、脚が不自由で辛くなる日もありましたが、最終的にはテコンドーもある程度できる状態になっています。

蹴り技に関しては、昔より肩の力が抜けて良い蹴りができているように感じるくらいです。

4.諦めずに前進できる環境

今回の記事は惚気というか、コラム風になりましたが、絶望的に思われるような怪我をした時は、

諦めずに前進できる環境

これを常に保ち続けることがベストだと思っています。

夢や目標の達成術といった自己啓発にも同じことが言えますが、過度にストレスをかけずに、できることを積み重ねる。

膝蓋骨を骨折した筆者が、リハビリを通じて手に入れたマインドがこの記事の内容になります。


次回以降の記事でもリハビリについて、トレーニングの面はもちろん、マインドの部分でまとめられることがあったら記事にしていこうと思います。

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