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すべてオーガニックのパン屋さん、買い物をしたくなるパン屋さん

みなさんは

どんなお店でお買い物をしたいですか?


とてもありがたいことに、うちの近くにはビオパン屋さんがあります。
僕らは何となくゴロがいいので、ビオパンと呼んでいますが、
ビオ=オーガニック のパン屋さんですね。

幸いなことに、引っ越してきた時からオーナーと知り合いになれて
買い物をするたびに少しずつお話をしていました。
僕ら夫婦のドイツ語上達の生き証人となっています。

大きな大きなパンから、小さい丸パン、お菓子まであり、
ビオが好きな僕らにはありがたく、大好きなお店です。
ドイツらしいライ麦系の黒パンもあれば、やわめの白パンもあるし、
ほとんどのパンが全粒粉でオーガニックだから安心。
お菓子も甘すぎないのですごく食べやすいのです。

もう30年以上たつお店のようですが、
できたときからすべてオーガニックのパン屋さんだったそうで、
今日は奥さんからお話を聞いていました。

このパン屋さんのこだわりはオーガニックなだけでなく、
自動化するよりも手作りを残そうとしていること。
だからこそ、難しい部分もあると話していました。

近年の物価の高騰を受けて当然原料も高くなっている、
手作りを大切にすると人件費がすごく高くなてしまう、
価格が高くなると買う人も減ってしまう、などなど。

でも、僕らはこの店が大好きで、話しているだけで
あのパンも食べてみたい、これも食べてみたい、
友達が遊びに来たら絶対に連れてきたい、と思ってしまいます。

日本にいるとき、ある方から
「お金は応援の気持ちの投票権だよ」
と習ってきたのですが、店に行くたびに実感します。

それっていうのは、自分たちの場所で
自分たちの思いや考えを発信しているからかもしれません。
ビオのパンやお菓子、製品でそれを表現したり、
お客さんとの話の中で夢を語ることができたり、
それで応援したくなるのかもしれません。

もしかして、近年日本でカフェをやりたいという人が多いのは
そういうふうに自分たちを発信したいからなのかも。
発信したい人もいれば応援したい人もたくさんいる。
好きなことをやっていると、パズルのピースがはまるように
必要なものはまわってくるし、ちょうどよくなるはず。
僕らもいつかは小さなお店を持ちたいと話しているのですが、
素敵なお店の形をいつも見せてもらっています。

僕たち夫婦の夢の一つが、

このビオパン屋さんでカフェタイム


だったのですが、今日また一つ夢がかないました。

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