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【スマホ向け】米国株S&P500 時価総額×年間騰落率ヒートマップ(2020年)

新年こんなことを思っていませんか?

・昨年どんな米国株が値上がりしたか手っ取り早く知りたい。
・今年から米国株はじめたいけど、まず市場の全体像を把握したい。
投資歴12年の僕がオリジナルマップで解説します。

【スマホ向け】米国株S&P500 時価総額x年間騰落率ヒートマップ(2020年)

米国株の主要銘柄について、
2020年1年間の騰落率をマップ化しました。
面積は時価総額、
色と数字は1年間の騰落率を示します。
S&P500に採用されている銘柄を集めました。

画像をタップして拡大しながら見てくだい。
スマホ向けに縦長にしています。

画像1

ご存じの方も多いかと思いますが、
下の画像にある1-5文字のアルファベットは、
ティッカーシンボルと言われるものです。

各々が銘柄を表しています。
例えば AAPLは、iPhoneのApple,
AMZNはアマゾン,
TSLAはテスラ
というように覚えやすくなっています。

S&P500銘柄のティッカーと会社名の対応は、
このサイトに載っています。


このマップについて

このマップは、僕がオリジナルで作成しているマップです。
今回のマップは2020年の1年間のマップを示しています。
今後は、毎週の騰落率などをマップ化していきたいと思います。

似たマップは存在しますが、
特に下記のことに気をつけて差別化しています。

スマホで見た時に一覧性が高くなるように縦長の画像にしている。
スマホで、二本指を使って拡大することで、
小さい文字も見つつ、大きな会社との規模の差を体感してもらう。

下落した銘柄を原色の赤ではなく、
少しピンク気味にすることで暴落した時に真っ赤になることは防ぎ、
心理的に落ち着けるようにしている。
特に3つ目は大事です。


色は関係ないと思う人もいるかもしれません。
でも急落した時にこそ、少しでも気持ちを落ち着けて、冷静にトレードすることがもとめられるのが投資の世界です。

相場全体について

コロナに振り回されるもS&P500指数終わってみれば+16.3%。

これは、コロナ対策として各国政府の経済対策のおかげと言えるでしょう。

グロース株

米国10年債などの代表的な利回りで見て、金利が大幅に低下することで、 GAFAMや他のグロース株がとても高くなっています。
※GAFAM = Google Apple Facebook Amazon Microsoft という米国大手IT企業の5社

またテスラ(TSLA)は、イーロン・マスクのリーダーシップにより、株価7倍になりました。
そのほか100%以上の上昇のNVIDIA, PayPalなどグロース株の1年でした。

余談ですが、イーロン・マスクはテスラだけでなくPayPalの前身企業の創業者の一人でもあります。今後の活躍は注目ですね。Space Xという民間ロケットの会社も注目できます。

オールドエコノミー

一方で、エネルギー・通信・工業などの
オールドエコノミーにとっては受難の年でした。

シェブロンやエクソン・モービルなどの石油元売りは3-4割下落。
航空機のボーイングも大苦戦。
AT&Tやベライゾンといった通信株も
5Gという成長要素はありますが、
年間でマイナスでした。

また金利低下により、
銀行は壊滅的な打撃を受けました。
ウェルズ・ファーゴは-44.7%と半額近く下がっています。
一時期、米国政府が配当などの株主還元を
銀行に止めるように
ストップをかけたこともあり、
株主視点では下げる要素が多かったようです。

今年2021年の予想

バイデンが大統領になり、
財務長官として前FRB議長のイエレンさんが
就任すると見られています。

イエレンさんはFRB議長のときの実績が
高く評価されています。
今後の米国経済を、
コロナ禍からの回復と安定成長に
導いてくれると思っています。

また引き続き、低金利時代が続くと考えていて
グロース株の時代は続きそうです。

もちろん、絶対は無いので、
特に米国債10年利回りなどの
金利のチェックはしておいたほうがよいです。

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