103歳のつぶやき❷デカンメイロウ
家は、田畑を耕して暮らすにはあまりにも狭くて土も痩せていた。
子どもと、道具や、握り飯干した魚を持って畑までの、イタチ道(細くて人が一人通れるくらいの道を、イタチ道と呼びます)を登っていく。
子どもは寝かせたり。おぶったりして、畑を耕すと、家に帰る時間はもったいないので、火を起こして持ってきた干し魚をあぶって握り飯と食べた。
道の両側にナバ(きのこのこと)を取って、それも食べた。
美味しかったー
それだけじゃ生活できなかったので、福岡あたりにメイロウとして、子どもも連れて働