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バンコク② 3大寺院を巡る

船で寺院へ

早目に名所をまわった方が気が楽なので今日はバンコクの3大寺院と呼ばれるところに行った。

寺は川沿いにあり、ボートがバスのように運行しているため、それを使った。

バンコクの前の都はこのチャオプラヤー川の西側にあったらしいがそれを東側に移したのが今のバンコク。

理由は西側にあるビルマからの防衛らしい。
破壊されたアユタヤを見た後だとなるほどだと思う。


巨大な仏塔・ワットアルン

高さが75mある壮大な仏塔が見物のこの寺。

陶器でできた像の装飾は中華由来とのこと。

正直入場料払って観られるところも少なく、遠目から大きさに驚けば良いかなと思った。

遠目から見た画像は後で出てくる。

ワットアルンの本堂の方は無料。本堂なのに。
これらの像は中華風でこちらも中華の影響を受けていることが分かる。

本尊の台座にはラーマ二世(18世紀から現代までの王朝はラーマ〇世と呼ばれる)の遺骨が納められている。

巨大な涅槃仏・ワットポー

川をボートで渡り、ワットポーへ。
3大寺院は全て隣接しているので楽。

ここで有名なのが巨大涅槃仏。
これが想像以上に大きかった。
本当にびっくりな大きさ。

人と比べるとその大きさが分かる。

足の裏は仏教の世界観が描かれており、人々に幸福をもたらすと言われている。
お釈迦様は足の裏までも尊い。流石。

涅槃仏の裏にはお賽銭のようなことが出来る。
まず20バーツを寄付するとサタン硬貨(0.01バーツ)が貰える。

これを托鉢の時につかう鉢に入れていく。
徳を積む修行の1つらしい。

後ろにいたおばさんが異様な速さでサタン硬貨を入れていくので割と焦ったが1枚1枚チャリンと落ちるのは子気味よかった。

ワットポーは巨大涅槃仏には劣るが見どころがある。

この4つの仏塔はそれぞれラーマ1世から4世までの遺骨が納められているらしい。
ほかの所にも納められているので分骨ということか。

後はヘビ(龍?)に守られたかのような仏様。これはカッコよかった。

昼ごはん

お昼は近くにあったご飯屋さんへ。

ライスと鶏肉の素朴な料理だったけどこういうB級感は好き。


ワットプラケオと王宮

そして3大寺院の最後、ワットプラケオへ。

ワットプラケオは王宮のすぐ隣にあり、現代のタイ王室の菩提寺である。


遠目から見ても仏塔が並んでいて壮観。

この一際大きい建物が本殿。

ここにある本尊、タイで最も尊いとされるエメラルド仏は残念ながら撮影禁止だった。

この、エメラルド仏は子どもよりも小さいぐらいの大きさだったが緑に輝き威厳があった。

このエメラルド仏の遍歴はなかなか面白いのでもし興味があればWikipediaで見ることをオススメする。

ちょいとかいつまんで話すと、前2世紀にインドで誕生したエメラルド仏は15世紀にチェンマイ、16世紀にはラオスのルアンパバーンに移され、18世紀ようやくタイに戻ってきたらしい。

自分も訪れた場所が出てきて、さらにルアンパバーンやチェンマイにいた時も、“ここにエメラルド仏があった”みたいな説明は目にしていたのでようやく出会えて感慨深かった。

これが王宮。なんとなくディ〇ニーのエントランス感がある。

ワットアルンを見ながらラテ

3大寺院を見て満足したところで、川とワットアルンを見られるカフェがあるということで行ってみた。

『ViVi The Coffee Place』
なかなか良い眺めで優雅なひとときだった。

夕食

夕方お腹が空いたけど今日はスイーツで夕飯代わりにしようかなと思いスイーツ屋へ。

きな粉と仙草ゼリーがトッピングされたかき氷。
美味しかったけどやはり物足りなさを感じたので近くにあった串焼きを食べた。


今日かかったお金
朝食 104円
ボート 55円
ワットアルン 185円
渡し船 15円
ワットポー 370円
寄付 74円
ワットプラケオ・王宮 1850円
昼飯 296円
カフェ 259円
のど飴 133円
かき氷 148円
串焼き 148円

計 3637円

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