見出し画像

ルアンパバーン③ 時間の移ろいを楽しむ

托鉢

托鉢は僧侶が米やお金の施しを受けて回ること、らしい。
ルアンパバーンは托鉢も見所の一つである。

一つ問題なのはこの托鉢が日の出の前から行われるぐらい朝早いことである。


幸いにも今朝は早く起きられたので6時頃に宿を出て見に行った。

僕が宿を出て行く途中に帰り際の修行僧2人とすれ違い、「まさか、もう終わったのか?」という疑念を持つ。


ダメ元でメインストリートに行ってみるといた。

いた。
人数が少なく、後ろ姿しか撮れなかったけど。
もしまた早く起きられたらリベンジしよう。

朝市

ルアンパバーンは朝市がある。

こういう所で野菜とか地元の人は買うのかな。


朝食

昨日フランスパンの朝食が美味しかったので今朝もフランスパン。


昼飯

今日は博物館に行くことしか予定に無いので昼までテラスで読書をしていた。

川を見ながらの読書は時間を贅沢に使っている感じがして良い。


そして昼ごはん。

『Atsalin Restaurant』という店。
ここは米を使った料理がメインらしく久々のお米。
東南アジアの料理らしい米にゴチャゴチャ乗ってるのがまた良い。美味しかった。

博物館へ

昼ごはんを食べた後博物館に行った。

もともとは19世紀頃ルアンパバーンの王宮として建てられたものがそのまま博物館になっている。

残念ながら中は撮影禁止だったがモザイク画で彩られた内壁は一見の価値あると思う。

特に目を引いたのが王室外交で各国から貰った贈り物。

なかなか外交で贈るものなんて見られないし貴重な展示だと思う。

日本は壺とか送ってた。
あと日本とアメリカやもう1カ国ぐらい鍵を贈っていた。
鍵は贈り物の定番なのか不思議に思った。


メコン川の夕日

これはもう写真以上の何かは書けない。


夜市

もある。

道路を歩行者天国にしてそこに夜市が開かれる。
服や雑貨がメインだが夜市の端っこや道の外れに食べ物を売る店もある。

そこで目に付いたのが『自助餐』と書かれた中国語(すぐ北が中国だからかルアンパバーンでは中国語をよく見かける)。

この自助餐という文字は僕が台北に住んでいる時の馴染みの文字で、店にあるものを何でも皿に載せて良いよーみたいな感じ。

これらの食べ物をピンクの皿に入れていく。

映えもへったくれもない何か。
ピンクの皿が更に変な何か感を引き立てる。

皿の中で滅茶苦茶になってしまい、何がどの品か分からなくなってしまった。
しかも欲張って脂っこいものを沢山入れたため後半はさながらフードファイトの様相を呈した。

後で太田胃散と正露丸を飲んだ。


今日は早朝の托鉢から夕暮れ、夜市まで太陽の動きと共に過ごした。

日本だと朝から夜まで同じ店が同じサービスをするので、朝昼夜で市場になったり道路になったりするこの街はまだ太陽の動きと共にある街なんだなと感じた。

小ネタ

ここぞ


今日かかったお金
昼飯 200円
コーヒー 40円
コーラ 45円
博物館 390円
夕飯 200円

計 875円

もし記事を気に入っていただき、サポートしても良いよって方がいましたらサポートお願いします。