見出し画像

海外大学で日本語を教えた話

カナダで日本語?

日本語ってなんて難しいんや。。。

どうも皆さんこんにちは!

前に記事でも紹介したことがあるように2020年1月からコロナで授業が無くなるまでの3ヶ月間、カナダの大学でアシスタントとして日本語を現地学生に向けて教えていました。まだ見られていない方は下記からご覧下さい!

ということで今回は海外で学生が日本語を教えるメリットやどんなことをするのかを紹介していきたいと思います。

日本語アシスタントのメリットって?

海外の大学や教育機関で日本語を教えるメリットとして挙げられるのが現地の友達がとても作りやすいという点です。

これは体験を共に判断すると正しいと感じました。というのも基本的に日本語クラスには日本語を学ぼうと志してきている学生が多い(単位のためにくる人もいるけど...)ので比較的多くの学生が日本文化や日本語に対して興味を持っているからです。

特にまだ現地の語学力に自信がない場合においては非常に有効な手段だと思います。というのも授業はかなりの割合で日本語で行われますし、現地学生にとっても多言語を学ぶというのがどれほど大変かということを痛感しているので外国から来た私たちにとっても優しく接してくれることが多いです。

また、日本文化、日本語という普段私たちが気にもかけないような部分を海外の目線から深掘りすることができるので自分自身のアイデンティティーについても考えさせられる部分が多いです。

どんなことをするの?

基本的に私はアシスタントとして授業に入れてもらったので教授が進める授業の補助をしました。ちなみに教授は多くの場合が日本人、または日本人でなくてもネイティブレベルの日本語ができますので語学力が心配な方にも安心です。

具体的にはプリントの配布や会話の練習補助、学生が疑問に感じた点やわからない点に関して質問を答えると行った内容です。現地学生からすると特に漢字についてはどこから書いたらいいのかわからない謎の記号のようなものです。そのような学生に対して漢字の書き方を教えたり、私たちが普段気にしないような文法の質問に回答するのは理解してもらうまでに時間がかかることがありますが理解してもらえたときの達成感はとても素晴らしいものです。

他には休み時間での学生とのコミュニケーションもすごく大事な時間です。私が留学した大学の場合は午後7時から午後10時までの三時間という非常に長い講義でしたので途中で15分ほどの休憩がありました。その際に日本語を話したい学生や日本についてもっと知りたい学生が私の元に寄って来てくれてたくさん話をすることができました。中には日本人ですら知らないような日本史好きの学生やアニメ好き(私は全然わかりませでした笑)の学生がいてとても多様だなと感じました。

私自身はこの講義に参加するまで日本語を外国人に教えるという経験はほぼなかったので文法の質問に関しては時に日本人の私ですらわからないこともありましたが今ではとても良い経験だったと思います。

給料はもらえる?

残念ながら私のケースではボランティアのアシスタントでしたので無休でしたが授業の最後に教授がAmazon ギフト券を下さりました笑。

しかし、大学によっては有給のTA(Teaching Assistant)を募集してる場合もあり多くがネイティブや上級者に限った募集なので現地で聞いてみるとバイトができるかもしれません!!

どうやってなるの?

アシスタントになる方法は上記で紹介したように学校が募集を出してそこに応募するという流れが一般的ですが私の場合は常識的にはしない方法でアシスタントになりました。

それは教授(一度も見たこともあった事もない)の情報をインターネットで検索して大学の教授のメールアドレスに直接懇願しました笑。なんでもやってみるもんだと思うので思い切ってやらせてくれと言うと承諾してもらえると思います。

幸い快く受け入れて下さり毎週3時間だけでしたが現地学生と良い時間を過ごす事ができました(コロナが広がるまでは)

お知らせ

このブログのもう一つの柱である病気と家族についての本を出版しましたので過去の記事を見ていただいてぜひご購入していただきますようよろしくお願いいたします!!

コメントや評価の方もぜひよろしくお願いいたします(元気もらえます!)


それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。いってらっしゃい!!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?