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愛でたいに包まれた暮らし

SNSのタイムラインに、流れてきた画像に心を奪われた。

サターンバードコーヒーという、中国のインスタントコーヒーのブランドのものだ。

私は、こうした小さく、シンプルなデザインのものが好きだ。そういえば、昔、同僚に小さなマグカップを模した置物をプレゼントしたことがある。プレゼントした相手も喜んで、オフィスの机に並べてくれたことは今でも覚えている。

考えて見えれば、以前にも増して「暮らし」について考えるようになった。

湘南を定住地として選んだことも、そのひとつ。Quality Of Life、つまりQOLを高めていきたいと思うようになったといえばいいだろうか。

高級な家具に囲まれることであったり、可能な限り食をオーガニックにすることだったり、人によってQOLの考えた方は違うだろう。しかし、いきつくところは「自分を愛でる」ということだと思っている。

日々の暮らしの中で、自分を俯瞰でみたときに、何に囲まれていれば、自分が喜ぶだろうか? 自分を愛でないことが美徳とされた時代は終わった。今は、いかに自分を愛せるかが大切だ。

時折、数輪の花を買って帰り、テーブルに飾る。これも、私にとっては大切な暮らしの一部だ。愛でたいと思うものを集めて暮らすことは、とても心地がよい。昔より、今の自分が少しだけ好きになっていくような気がする。

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