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4コママンガを一時期毎日投稿していて良かったと思った出来事


今年5月から毎日投稿していた「4コママンガ とんかつさん」。不条理劇を謳っておきながら、大体はほのぼのしたオチが多い。たまに問題作を織り交ぜてはいるが。

連載を始めて間もない頃、ゴキブリに関する問題作を描いた。あれから数ヶ月。今晩、再びヤツが出た。



今の家に引越して数年は見なかったヤツらを、今年に入って二回みたことになる。一匹見たら三十匹いると思え説を考えたら、ゾッとする。自分はイラストを描いていて、ふと目をそばに遣ったら居たのだ。

アイツらすごいね。万年床の下の、それも奥の方まで潜り込んでいくんだもの。

ゴキブリをとくに苦手とする家族に告げたら、こちらまでストレスの溜まる悲鳴をあげられる。つべこべ言う前に、瞬時にティッシュ1枚を掴み、床を這いまわるヤツに被せ捕まえようと、身体が動いた。

ところが逃げる逃げる。手と床の隙間からスルスルっと。その瞬間を見逃し、どこに行ったかと辺りを掻き回した。飛び出したらどうしよう。こんな心配もあったが、取り逃したら今晩は落ち着いて眠れないことが確定だ。放ったらかしちゃあ居られない。布団をめくるとそこにいた! 「ややっ、ここか!」と自分の目は戦闘モードに。観念しろ、と今度はしっかり被せ、ティッシュをもう一枚援軍に、ついに仕留めてやった。



一瞬にしてメンタルを消耗しきったところに、「はて、前回見かけたのはいつだろう」と。ここで役に立ったのが、過去に投稿した「とんかつさん」。確かめてみると、投稿日は6月17日で、現れた当日に急いで描いたものと記憶している。


一匹いたら三十匹説を疑ったが、この確認でもって多少安心した。というのも、6月の投稿した時期と今夜に共通する条件として、常時窓を開けて換気していたことに気付いたからだ。

つまり、ヤツらは自宅内で湧いたというより、苛烈な暑さも緩んできたこの頃の外の環境に、文字通り翅を伸ばしているのだろう。そこで我が家に紛れ込んだのだ。



皆さん、網戸をしているからといって、安心するなかれ。ヤツらは3mmの隙間があればすり抜ける。引き戸の窓をずらして開けていたら、微妙な隙間が窓と窓の入れ違いになった部分に生まれる。そこも侵入経路になるから、そうした入れ違いの空間が出来ないよう、窓を開けるときはどちらか片側に全開になるようにあけるべし、なのだ。


日々、マメにマンガを投稿していると、期せずして日記の代わりになることがわかった。決して今回のような直接的な話題でなくとも、投稿日などを手掛かりに思い出せる出来事も多いかもしれない。

最近、投稿がお留守になりがちだったが、そんなこんなでボチボチと「とんかつさん」は続けていきたい。

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