後藤丈治 JOJI GOTO

北海道大学を卒業後、今は格闘技の修行中。 TRIBE TOKYO MMA所属。 199…

後藤丈治 JOJI GOTO

北海道大学を卒業後、今は格闘技の修行中。 TRIBE TOKYO MMA所属。 1996年3月9日生まれの28歳。 大衆への反逆。 ▽プロフィール https://profile.gifter.fan/gotojoji.html

マガジン

最近の記事

ONE出場決定

5月3日(金)ONE Friday Fight61に参戦することが決まりました。 場所はタイ・ルンピニースタジアム。 対戦相手はベラルーシ共和国のIliyas Eziev(イリヤス・エジエフ)。 試合に至るまでの経緯、対戦相手、今後の展望について書いていこうと思います。 経緯 昨年は6月と10月にRIZINで試合をさせていただき、2試合とも勝利。 その後、RIZINでは12月埼玉、2月佐賀、3月神戸、4月有明、と興行が決まり、自分はいつ呼ばれても最善の状態で戦えるよ

    • 日記。

      2021年から約3年間、できる限り毎日日記を書くようにしてます。 試合前の気持ち、練習のこと、普段思ったこと、 日記に書いた内容を、いくつかこちらにも、そのまま残してみようと思います。 2023年 ・5月7日(日) 連休が明けるがまったく落胆していない。不快感があることは人生において避けては通れないことだということは認めている。 ※メモ カントは、人は産まれた時からすでに概念があるとした(構造主義)。が、現代の人は好き嫌いを測る概念、軸がなく、供給する側から提案しても

      • RIZIN.43出場決定

        6月24日(土)RIZIN.43に出場することが決まりました。 場所は札幌、真駒内セキスイハイムアリーナ。 相手はトレント・ガーダム選手。 地元である札幌で、RIZIN初出場。 RIZINが日本で盛り上がりを見せ始めていた頃、自分が所属するTRIBE TOKYO MMAは「対世界」を掲げ、UFCやONEなどの海外メジャーでの勝利を目指し戦っていました。現に、今でも先輩たちは修羅の道を進んでいます。 そこから数年間、「TRIBEの選手はRIZINに出ない」という流れが続

        • 応援ありがとうございました。

          11月27日、修斗後楽園ホール大会に出場。 須藤拓真選手と対戦し、2ラウンドTKO負け。 ヒールホールドにより足首がとれ、レフリーストップとなりました。 この試合に向けての2ヶ月間、足関節の攻防を無知の状態から積み上げてきましたが、力及ばず負けてしまいました。 なぜタップをしなかったのか、という声を多くいただくので説明すると、 最初の捻りで音が鳴り足首がとれた感じがしたのですが、試合中で痛みを感じなかったため、タップする選択肢は自分の中ではなく、ラウンド内は隠してパウンド

        マガジン

        • 格闘修行道(地下格から現在)
          10本

        記事

          上京編。地方を出てTRIBE TOKYO MMAに入門した理由。

          大学4年の秋。地元札幌にいて格闘技をやっていました。 勝ったり負けたり繰り返してた自分を変えたいな、ただ、居心地の良い地元にいて強くなれるほどの才能は俺にはないな。 そういう経緯から、北海道を出て格闘技をやろう、と思うようになりました。 ただ東京には有名なジムがたくさんあるけど、どのジムに入ることが正解なのか。当時の自分にはわかりませんでした。 なので、色々なジムに出稽古に行かせていただき、自分の身の置き場所を決めようと思い、数日間の東京合宿の決行を企てました。 そ

          上京編。地方を出てTRIBE TOKYO MMAに入門した理由。

          大学プロ志望編。格闘技が大嫌いだった頃の話。

          今回は大学プロ志望時代の話について書きます。 地方からプロ選手を目指した若者のいち体験談として書いていこうと思います。 地下格から世界へ!なんて夢物語やんけ 地下格闘技の試合に出ていた19歳の頃に、当時所属していた地下格チームの代表が繋いでくれ、「Kick boxing academy Sapporo」にて練習することが決まりました。そのジムにはプロのキックボクサーが所属しており、まずはそこで打撃を磨いていくことになりました。 なんでMMAのプロ志望なのにMMAのジムに

          大学プロ志望編。格闘技が大嫌いだった頃の話。

          2022年4月

          今月も色々あったのでnoteに残していきます。 今回は、飼い猫とんちゃんの脱走、浪人時代の恩人について。ゆるく書いていきます。 三毛猫とんちゃんの脱走劇。2022年4月2日(土)21時頃。愛してやまない飼い猫のとんちゃんが家から脱走しました。それから6日後の8日(金)23時頃にとんちゃんを無事保護。 とんちゃんが逃亡してから保護するまでの6日間、今だから笑える話もふくめて、記録として書いていきます。 ※この記事内に、猫を保護するための有力な情報はほとんどありません。

          2022年3月

          いつもの思い出話とは別で、月末はその月にあったことや思ったことを好き勝手に書いていこうと思います。 今回は 誕生日、読んだ本たち、試合について。 誕生日について2022年3月9日で26歳になった。試合前ということでいつもと変わらない1日を過ごしました。気づけば誕生日と試合前の追い込み練習がかぶることが多く、かぶったのは今回で4回目でした。 家に帰ると、玄関の前に匿名でプレゼントが届いていました。中身は愛する娘のとんちゃん(猫)用のおやつと、毛玉取り器でした。 誰だ?そ

          高校地下格闘技編② 目の前に現れた3人の刺客たち。

          (前編はこちら) 地下格デビューを終え、その後は札幌や沖縄で試合に出場していました。 当時の練習拠点だった区民体育館には、いろんな方々が練習をしに来ていました。カポエラー使い、ボクサー、謎の拳法の使い手、などなど。 そこでの練習では、たまにチームの先輩が地元の喧嘩自慢を連れてきてその人と戦う、みたいなことをやっていました。 今回は、その練習の中でも、記憶に残っている3人の刺客(狂人)たちとの戦いについて書いていこうと思います。 刺客①:100キロ級のウクライナ人との

          高校地下格闘技編② 目の前に現れた3人の刺客たち。

          高校地下格闘技編① 気付いたら地下のクラブで戦ってたときの話。

          高校2年生、16歳の冬。 気付いたら僕は、地下のクラブにいました。 そして、「何かあっても責任は負いかねます」の書類にサインをして、試合をしようとしていました。 初めての地下格闘技。 さかのぼること数ヶ月前。 当時、高校の柔道部に所属していたのですが、元々先輩が1人しかいないような部活だったため、悪い意味でオフがちゃんとある状態でした。 (同期4人中、2人は毎日遊戯王のデュエルに忙しくなかなか練習に参加してくれませんでした。) いつかのオフの日に、せっかくだし体

          高校地下格闘技編① 気付いたら地下のクラブで戦ってたときの話。

          北大受験の話。予備校は豚箱か、はたまた天国か。

          現役高校生の大学受験は見事失敗。1年間の予備校浪人を経て、北海道大学経済学部に入学しました。浪人時代、やってもやっても成績が伸びない恐怖。人生の師の1人である先生との出会い。予備校は豚箱か、はたまた天国か。 高校の成績は下から8番目。不登校の学生を除いたら最下位だったかもしれない。(前回の記事はこちら) 前回の記事で書いた通り、無謀な受験は儚く不合格に終わり、浪人生となりました。予備校入学の手続きをして、4月から予備校での勉強が始まりました。 予備校では4月〜2月までの

          北大受験の話。予備校は豚箱か、はたまた天国か。

          沖縄地下格闘技の旅。失った思い出とアゴの骨。②

          (前回の記事はこちら) ノーガードで殴り合った結果、フルスイングでアゴを撃ち抜かれていました。なぜかダウンはしなかったのですが、その代わりに口から大量の出血をしていました。 速攻で病院搬送。あれ?アゴがない。(ちょっとだけグロいかもしれないです。) そのまま病院へ搬送され、緊急で処置をしてもらうことになりました。そして、鏡で初めて自分の状態を見ました。 「、、、歯が抜けてる?」 鏡に写った自分は、歯が2本くらい抜けて見えました。このときは、パンチの衝撃で歯が抜けて出

          沖縄地下格闘技の旅。失った思い出とアゴの骨。②

          沖縄地下格闘技の旅。失った思い出とアゴの骨。①

          さかのぼること2013年夏頃。当時高校3年生の僕は、人生で初めての沖縄に来ていました。 高校3年生。最後の学校祭を1ヶ月前に控えた夏。 沖縄で、僕はアゴの骨を失いました。 沖縄行きの切符を渡されたJR苗穂駅前。沖縄に行く2週間ほど前に、当時お世話になっていた地下格闘技チームの代表から話をいただき、急遽沖縄に行くことが決まりました。「1.2試合すればお金も貰えるし、交通費支給とか条件もよいし、やってみる?」と話を進めていただきました。沖縄には行ったことがなかったため、「是

          沖縄地下格闘技の旅。失った思い出とアゴの骨。①

          初めてのタイ旅行。気づいたらムエタイの試合をしていた話。

          カナダに行った約半年後、僕はタイにいました。 そして、気付いたときにはタイ人と戦ってました。 名目上の「修行」、のつもりだった。大学3年生(21歳)の4月。当時練習でお世話になっていたウィラサクレック札幌ジムの会長の木戸さんに、タイに旅しに行かないかとお誘いいただきました。試合が終わったタイミングということもあったので、是非ご同行させてくださいとお願いをして、タイ行きが決まりました。タイ人トレーナーのパッカシーも一緒に行くとのことで、彼の実家に行ったりしようという話をして

          初めてのタイ旅行。気づいたらムエタイの試合をしていた話。

          カナダ格闘技修行。GSPのジムで練習すれば強くなれると思ってたときの話②

          (前回の記事はこちら) ジムに到着。初日からまさかの宿無しフラグ。バスに揺られて約3時間。ようやくジムに到着しました。本来なら30分ほどで到着する距離でしたが、地図もネットもなかったため、予想以上に時間がかかってしまいました。 お伝えし忘れていましたが、当初「トライスターにおいでよ。」と言ってくれた赤沢さんはカナダにはいませんでした。ビザの関係か何かで東京?にいることになっていて、まさかの入れ違いになっていました。カナダに着いたときには、知り合いは誰もいない状況でした。赤

          カナダ格闘技修行。GSPのジムで練習すれば強くなれると思ってたときの話②

          カナダ格闘技修行。GSPのジムで練習すれば強くなれると思ってたときの話①

          最近は出歩かず家で過ごす時間が増えたので、初めてnoteを書いてみることにしました。今回は、カナダ・モントリオールにあるTristar-GYM(トライスタージム)に単身で修行しに行った時のことを書いていきます。稚拙な文章ですが、読んでいただけたら幸いです。 カナダに行くきっかけはパンクラス札幌大会カナダに行く半年ほど前、当時大学1年生(19歳)の自分はプロデビュー前のアマチュア選手でした。それ以前は地下格闘技の大会に出場していたのですが、縁があってパンクラス札幌大会に呼んで

          カナダ格闘技修行。GSPのジムで練習すれば強くなれると思ってたときの話①