見出し画像

【MD】ホルスキマイラの強みをざっくり紹介



概要&他の作者様の良い記事

ついに来ましたね「ホルス」が!

前回の記事(下記)にて「「キマイラ」は「ホルス」とも相性が良いので将来性があります」と語りました。

「ホルス」との相性の良さを挙げて将来性があると語った以上【ホルスキマイラ】について説明しないのは組んでいただいた方に申し訳ないので簡単ではありますが紹介記事書かせていただきました。

とはいえ【ホルスキマイラ】は先人様方が分かりやすくまとめてくださっているので下記記事を読んでみてください。
この記事では手短にデッキレシピと強みを紹介するだけに留めようと思います。

デッキレシピ

ざっくりこんな感じです。
棺は1枚の構築も結果を残したので、URであることを加味して1枚でもいいかもしれません。
ハーピがURですが【ホルスキマイラ】では獣族であるドゥアムテフの方が相性が良いはずです。

抹殺+ドロールは筆者が先攻取った時にドロール喰らったら不快に思いそうなので採用しています。後手取ってスネークアイや超重武者に展開される方をより不快に感じる場合は抹殺とドロールを抜いてヴェーラーを入れてください。無限泡影よりヴェーラーを優先する理由はガーディアン・キマイラの融合素材になるからです。無限泡影は無限泡影で永続魔法・罠を1ターン無力化して攻められるという強みがありますけどね。

kintaさんの記事ですとNo.90 銀河眼の光子卿でケアしたい誘発が無いため必要性が薄いとのことで不採用となっていましたが、筆者としてはホルスギミックを使うと「ホルスキマイラ」決め打ちで誘発をキープする対戦相手が早い段階から現れると考えたため採用しています。それこそ「ホルスキマイラ」じゃなくても後述の真血公ヴァンパイアとの相性の良さを買って「ホルスティアラメンツ」が流行り、イムセティじゃなくて他のカードに誘発を当てるのが定石になるかもしれませんし。

強み

うらら&無効系誘発のケアが可能

実感している方が多いと思いますが、「キマイラ」はミラー ソードナイトにうららを撃たれるのがきついです。召喚権を使っているから貫通できない上に素材も残らないからガーディアン・キマイラを構えることもできないからですね。

なので既存の「キマイラ」は魔玩具補綴を採用したり私の提案したデッキだとベイゴマックスとタケトンボーグからゴシップシャドーを立ててケアしてきましたが、「ホルス」でもケアが可能です。

まずイムセティがうららを吸ってくれます。とはいえこのカードにうららを撃たれると手札2枚減るので痛くはあるのですが、ミラー ソードナイトに撃たれるよりはマシと考えましょう。

イムセティが通った場合、ランク8エクシーズを立てられるので、以下のケア手段を用意できます。

  1. No.90 銀河眼の光子卿

  2. ヴァンパイア

  3. 宵星の機神ディンギルス

1.No.90 銀河眼の光子卿

うららニビルヴェーラーケアができます。
もちろん相手ターン中の妨害としても使えるので、後述の真血公ヴァンパイアと比較すると守りに向いていると思います。守備力が3000もありますしね。
とはいえ冒頭で紹介した方の記事でも触れられているようにドゥアムテフの効果が強力なので立てずに残す択もありです。

2.真血公ヴァンパイア

②の効果目当てで採用します。
このカードの②の強さを正確に把握できていなかったので解門キマイラの考察時にホルスキマイラの強さを正確に把握できていなかった節があります。ほんまか?

キマイラはnsかss時にアドを稼ぐモンスターが3種類存在のですが自身をssする効果を持つモンスターがいないため、せっかくのnsやss時効果を存分に発揮できない点が勿体なく感じやすいです。

しかし真血公ヴァンパイアを使うと活用できます。3種類の内1種類を妨害されてもこのカードで残り2種類の内いずれかを墓地に落とせばssして相手の妨害を貫通できるからです。

また、3種共コーンフィールド コアトルでサーチできる点も好相性です。

先に真血公ヴァンパイアの効果を使い、ssしたモンスターに妨害を当てられた場合はコーンフィールド コアトルで残り2種の内いずれかをサーチすれば良いからです。

このカードの欠点として相手の墓地利用を助ける点があります。特にMDではちらほらティアラメンツを見かけるので(参考までに筆者は4月に10戦に1回ぐらいの割合で遭遇しました)、この弱点はあまり無視できるものではないかもしれません。スネークアイ相手に星1炎属性2体落としてしまうのも怖いですが、こちらは深淵の結界像を立てれば炎龍墓地誘発での2体蘇生は防げるので幾分かマシです。炎属性星1が2体と炎龍が同時に落ちた場合は運が悪かったと割り切りましょう。

3.宵星の機神ディンギルス

対象を取らない除去なので他にR-ACEがいる状況のハイドラントやストリートの効果適用下のピュアリィを狙える点が優秀です。また、ミラー時に相手のガーディアン・キマイラを除去できる点も外せないでしょう。

合成魔獣キマイラに頼らないキル手段を用意できる

イムセティ+ドゥアムテフで5400打点となるので、残り2600を適当に融合モンスターでも立てて補えばキルを狙いにいけます。
合成魔獣キマイラによるキルは爽快ですしキマイラの強みでもあるのですが、有翼幻獣キマイラ扱いの融合体が必要な都合上要求値が少し高めなので、頼らないキル手段が増えることは勝率の向上に寄与します。

エッジインプ・チェーンを捨てられる

イムセティまたは王の棺のコストでエッジインプ・チェーンを捨てられるので、魔玩具補綴をサーチして誘発貫通力を高めることができます。
純【キマイラ】ではエッジインプ・チェーンを墓地へ送るには融合召喚かデスキャスターを介する必要がありました。しかしこの方法では融合か合成獣融合を素引きしていない場合ガゼルかミラー ソードナイトを召喚してサーチする必要があり、誘発で止められるとチェーン諸共腐るリスクがあります。
しかしイムセティか王の棺があると話が変わります。なぜならこの2種はコストで手札を捨てられるので誘発を無視してチェーンの効果を誘発できるからです。また、先述の通り「ホルス」ギミック自体が貫通手段となるためチェーンにうららを喰らっても「ホルス」ギミックが通れば真血公ヴァンパイアから貫通を狙いにいけます。

ドゥアムテフを融合素材にできる

「ホルス」の腐るカードを減らせるという点での強みです。
「ホルス」の内イムセティ、棺、それと石壁は素引きしても機能するのですが、その他のカードは素引きすると腐ってしまいます。
しかし「キマイラ」の場合ドゥアムテフが獣族なので融合素材にできます。これはランクXを出すなら最低1種類は腐るカードが入る「ホルス」出張採用の欠点を減らすことに繋がるため好都合と言えるでしょう。

最後に

正直こんなにすぐに「ホルス」が来るとは思わなかったのでビックリしています。
この記事を読んで「キマイラ」楽しんでいただけると幸いです!

それにしてもタオはいつ来るんでしょうね! あいつがいると魔王バフォメット経由することでミラー ソードナイトへのうららが致命傷になることを避けられるのですが……キリンを融合素材に入れることで首を長くして待ちましょう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?