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株式会社ジオシステム、株式会社ジオクリエイト、株式会社ジオウィングが運営するnoteで…

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最近の記事

補強土壁とは…

皆さん、 ジオシステムの主力製品の一つである補強土壁、どんなものか知っていますか? 擁壁は、高低差のある場所に設けられる壁のことで、崖や盛土が崩れるのを防止する役割があります。街中ではコンクリートを使った擁壁をよく目にしますが、金網を使った擁壁もあります。私たちの扱う補強土壁ワイヤーウォールもその1つです。 こんなのでちゃんと抑えられるのだろうか・・・?と思うかもしれませんが、軽く、丈夫で、経済的、壁面から草を生やすこともできるので熱をためづらく環境にも優しいのです。 皆さ

    • 太陽光発電所の自営線設計

      太陽光発電の自営線設計についてご紹介したいと思います。 自営線設計とは、再生可能エネルギーに関する業務の一つで、風車や太陽光パネル等の発電施設から変電所までの電線のルートや電線の設置方法(架空線・地中線)を計画する業務です。 今回の自営線業務は、事前に道路台帳や公図等の平面図を入手後、計画している道路を実際に歩き、既存の道路側溝や横断管、上下水道等の埋設管やマンホールの位置・深さを平面図に記録しました。現地を実際に歩くことで、図面では確認できない既存の埋設物をどのように避けて

      • 道路等の災害復旧に貢献できる自社製品

        平成30年6月28日~7月8日頃に近畿,中国,四国,九州地方で,西日本豪雨とも呼ばれる大雨が降りました。その影響で,河川の氾濫や浸水害、土砂災害が多発しました。 そんな被害の中には,道路が崩壊するケースがあります。崩壊した道路の復旧をする方法の一つとして当社の製品が,活躍した事例を紹介します。 この現場は豪雨による影響で,土砂が崩れて道路に影響が出てくる為,土砂を何らかの方法で止める必要がありました。 当初はブロック積で土を止める計画でしたが,設計を進めるとそれでは工事が難

        • 主要地方道伏見柳谷高槻線ジオパネル工法

          私たちの製品は,暮らしの利便性を向上させる道路改良工事によく使われています。 大阪府北部では,新名神高速道路の開通に併せて周辺道路の整備が進められました。 2017年3月27日に開通した,伏見柳谷高槻線から国道171号線にアクセスする両側盛土の擁壁は,弊社の補強土壁「ジオパネル工法」です。 これまで現場打ちのコンクリートを大量に使用し,長い期間をかけて施工していた擁壁をジオパネルにすることで,工場生産の安定した品質の材料で誰でも簡単に,短い期間で完成させることができました。

        補強土壁とは…

          西日本豪雨災害での災害復旧ワイヤーウォール60工法

          2018年6月28日から7月8日の西日本豪雨災害では,多くの道路災害が発生しました。神戸市では72時間の雨量が7月8日0時40分 に435.0 mmを記録し,それまでの300.5 mm(2015年7月19日 )を更新しています。  近年の道路災害の多くは,想定を上回る雨量や短期間の豪雨によって起こり,道路の上側の法面の崩壊や道路肩の崩壊によって通行止めや片側通行など,生活の利便性が失われます。  ワイヤーウォール60はこういった道路災害のうち,道路肩の崩壊の復旧に大変適した

          西日本豪雨災害での災害復旧ワイヤーウォール60工法