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西日本豪雨災害での災害復旧ワイヤーウォール60工法

2018年6月28日から7月8日の西日本豪雨災害では,多くの道路災害が発生しました。神戸市では72時間の雨量が7月8日0時40分 に435.0 mmを記録し,それまでの300.5 mm(2015年7月19日 )を更新しています。
 近年の道路災害の多くは,想定を上回る雨量や短期間の豪雨によって起こり,道路の上側の法面の崩壊や道路肩の崩壊によって通行止めや片側通行など,生活の利便性が失われます。


 ワイヤーウォール60はこういった道路災害のうち,道路肩の崩壊の復旧に大変適した工法です。材料はアルミ亜鉛メッキを施した格子状鉄筋でできており耐久性があるうえ軽量で,構造がシンプルなため施工性が非常によく,短い期間で道路を復旧することが可能です。さらに壁面を緑化させることにより,周辺環境への配慮もできるとても優れた擁壁です。下記写真の住宅に住む方は,早期の復旧ができたおかげで,お正月をご自宅で迎えることができたそうです。

※被災状況

図1

※復旧状況

図2


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