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片倉「三福」「月待チ珈琲店」「竜泉寺の湯 八王子みなみ野店」八王子「びんびん」

以前にも友達が「竜泉寺の湯 八王子みなみの店」の入浴無料券をくれたので行った事があったのだが、今回も同じ友達が無料券をくれた。

なんでも銭湯内のパチスロの景品に設定されているらしく、暇つぶしにプレイすると何枚かもらえるとのことだった。

2023年12月にリニューアルされて設備も変わったとのことで、無料券もあるし再訪問してみることにした。

行き方はシャトルバスを使えば様々な駅からアクセスできるのだが、個人的には京王片倉駅から歩いていくのが好きだ。

バスの時間にとらわれないで済むし片倉は個性的な飲食店が多くて興味をそそるのだ。

まずは「三福」。実は以前に片倉に行った時にも調べていたので店の存在は知っていた。

老舗の角煮屋なのだがイートインで角煮丼が食べられるとのことだった。

外観だけ見ると営業しているのかしていないのかわからず、勝手に入って良いものかと戸惑ってしまうのだが、扉を開けるとご主人が出てきてくれた。

注文は目的の角煮丼だ。ちなみに、あなご丼や、焼きそばなどの割と豊富なメニューが用意されていた。

提供された角煮丼はシンプルなもので味噌汁がセットになっていた。

甘いタレに漬け込まれた角煮をご飯と一緒に食べて美味しくないわけがなく、紅生姜も味に緩急を出してくれていて良かった。

豆腐たっぷりの味噌汁も美味しく、非常に満足度の高い食事になった。

次に向かったのは「月待チ珈琲店」という喫茶店だ。

こちらは14時から営業している隠れ家的な店で、靴を脱いで座敷のようなところに上がって食事するスタイルだった。

値段も見ずに入ったのだがシンプルなコーヒーだけでも850円と強気な値段設定だ。

これにケーキを付けたら1000円越えてしまうのだが、せっかくなので定番メニューと思われるツキマチコーヒー(ホット)とバナナケーキをいただいた。

コーヒーは苦くも飲みやすく、香りも素晴らしいもので、850円でも不満のないものだった。

バナナケーキは手作り感が強くケーキ屋のものとは違った個性があった。

落ち着いた空間で考え事や読書が捗った。外とは違った世界が広がっているので気分を変えたい時には良い店に思えた。

その後は「竜泉寺の湯」に真っ直ぐ歩いて向かった。

受付を済ませて中に入り、お湯やサウナを楽しんだ。

ダルマのような体型の子供がすってんころりんと湯に入ってきたり、やけにキザな顔をして座り湯に浸かっている人がいて笑ってしまった。人間観察が捗った。

新しくできたセルフロウリュサウナや、露天スペースの深い水風呂を楽しんだ。

最高の環境なのだが冬は外気浴をするには寒く、せっかく整い椅子で寝転がっていても寒くてすぐに室内に戻る事になってしまった。

昨年の夏の暑さには参ったが、スーパー銭湯に行くのは春や秋など多少温かい季節が、一番好ましいように思えた。

そして私は銭湯にはサウナ目的で行く事が多いのだが、この「竜泉寺の湯 八王子みなみ野店」は湯が本当に気持ちよくて、天然温泉から炭酸泉まで、どれに入っても丁度良い心地よさだ。

特に寝ころび炭酸泉なんて夜空を見上げながら銭湯でウトウトするという最高の快楽が味わえるのだった。

風呂上りはコーラを飲みながら晩飯を考えた。銭湯発の無料シャトルバスを使って八王子に出ると、締めは八王子ラーメンの有名店「びんびん」に行くことにした。

21時頃だったが比較的空いていてスムーズに入れた。

ラーメンに味玉をトッピングして食べた。少し甘さもあるスープが抜群に美味しかった。


この店のラーメンは非常に美味しかったのだが、最近は加齢と共に夜にラーメンを食べることが苦しくなってきた。

できれば和食を食べたいと思っているのだが、和食屋は私が銭湯でのんびりした後には大抵閉まっているので困り物だ。

未だに継続する胃腸の不調でカレーも食べられないし、今後の食事をどうしていくかが課題だ。

ただ数ヶ月ぶりに行った片倉は面白かったし、片倉は辺鄙なところだが景色ものどかで良いところなので定期的に行こうと思った。


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