見出し画像

続・国家戦略特区活用の実態は?

皆さん、こんにちは。
にいがた減税会、代表の湯沢です。

今日は、先日の国家戦略特区の活用状況に関する問い合わせの続編をお送りします。

面白い内容ではありませんが、新潟市政策企画部政策調整課の職員さんが頑張って回答して下さったので、皆さんにもご紹介しようと思います。

↓前回の記事はコチラ↓

https://note.com/genzei_niigata/n/ne0febe68f843


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

(照会1)

申請件数も223件(昨年度比-4件)と、昨年度と同じ水準を維持しというのは、初期に申請されていた事業223件が継続的に申請されているから223件なのであって、新規に申請したものは無いという理解でよろしいでしょうか。


◆当該事業は、もともと農地法3条で定める「農地における所有権」などの権利移転に関する許可事務について、農地法で農業委員会が行うことと規定されていますが、それを市に移管するという内容の特例で、その権利移転に関する事務処理期間を短縮する事業です。

◆当該規制緩和事業を活用し、農業者が、市に対し農地の権利移転の申請を行った件数が、資料の69ページの下の表で記載の申請件数(令和3年度223件など)となります。

◆「昨年度と同水準」というのは、「同じくらいの申請件数」という意味で、継続的に申請されているものではありません。



(照会2)

【規制改革事項の新規活用と新規提案】

・令和3年度における新規に活用した規制改革事項の事業数が0件と低調であり、活用に務めるべきである。

・令和3年度における新たな提案数は0件であり、提案に務めることが期待される。

これに関して、国家戦略特区の存在を広報しきれていなのが問題(存在を知らないから申請がない)なのか、または規制緩和するに当たらない(緩和出来ない)事由があって活用出来ていないだけなのか、お聞かせください。

◆ホームページでの情報発信や、様々な場面でパンフレット等を活用した情報発信を実施しています。今年度においても、「にいがたBIZ EXPO」にて、パンフレットを配布するなど事業者宛に周知を行ったところです。

◆また、民間事業者や、学識経験者などの関係者から、様々な御意見をお聞きしながら活用の検討などを進めています。



(照会3)

⑦課税の特例措置活用事業は平成29年3月をもって事業を終了した。とありますが、終了した経緯と理由を教えてください。


◆認定となった企業(資料68ページに記載のウォーターセル㈱及び㈱IHI)が、平成27年12月から平成29年3月までを当該事業の実施期間として計画しており、その期間で事業完了したことで、その企業の特例措置が終了したという内容です。



(照会4)

現在新潟市で適用されている「規制」の総数と種類がわかる資料がありましたら教えてください。


◆規制の数に関わる資料は特にありません。


(照会5)

また、先日、日本維新の会が規制に関して「2対1ルール」(新たな規制をひとつ設ける際には、不要な規制を2つ廃止する・経済コストの総量削減)という法案を国会に提出しましたが、新潟市として独自にこういった規制改革をされるお考えはあるかどうか、お聞かせ頂きたいと思います。


◆「2対1ルール」について検討は行っていませんが、人口減少・少子超高齢社会の進展を見据え、持続可能な行政運営を目指し、市の業務にデジタル技術や民間の力を活用するなど、市民サービスの向上と業務の効率化を進めることとしています。


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

ということです。


わかるような、わからんような。。

しかし、こんなマニアックな質問をしてくる市民というのも、あまりいないのではないでしょうか。

紹介4 に関しては、規制の数がわかる参考資料など無いことを分かっていて質問したものですし、紹介5 に至っては、単なる意地悪でしかないですよね。

私って、性格悪いな。

自分で質問して回答をいただく作業で、役所の職員さんの役人答弁ぶりに、議場に居る議員になった気分になりました。

イライラするだろうなと。


まあ、一市民の疑問に回答していただけるだけ、マシなのでしょうかねえ。

メールをしてから返信があるまで、ひと月くらいかかりましたので、一生懸命調べてくださったのだと思います(思いたい)。


ということで、こんな感じに、コソコソと減税と規制緩和を求める活動をしております。

「自分も活動してみたい」
「でも一人では心細い」
「何をしたら良いのか分からない」

そんな方がいらっしゃいましたら、ぜひ、にいがた減税会にご参加ください。

ニックネームでの登録OK
活動への参加強制なし
入退会自由

一緒に、活力ある新潟、活力ある日本を創って行きませんか?

詳しくはホームページまで!!
https://genzei-niigata.crayonsite.info


では、また次回の記事でお会いしましょう。


寄稿・編集  湯沢りつか


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?