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大学生の活動を支援する大人ができること

鳥取で大学生の地域プロジェクトをコーディネートをしているゲンヨウです。4月になり、地域からのボランティア依頼も入ってきたので団体としての方針を決めました。webの最初のページに書かせていただいてます。facebookページにも載せました。

(1)農村ボランティアの派遣をGW明けまで原則送らない
(2)集落の要望があり屋外作業のみの場合送る(交流しない)
(3)学生プロジェクトの作業や会議の運営方針決定

ざっくり言うと以上の3点です。ご理解いただけますとありがたいです。世の中の誰も経験してない状況になっているので、新旧リーダーを集めて話しました。普段は、自主的な決定を尊重するように運営していますが、さすがに想定外もありえるので、一個一個丁寧に検討しました。

このように、大学生×地域の企画をやっているときに、周りの大人が関わることで団体の安定性は増します。今回のことを教訓にその辺のポイントについて考えてみます。

1.大枠のルールを一緒に考える

自分たちで考えていくこと経験してほしいので、基本的には自立ルールで動いてもらっています。しかし、今回は状況が状況なので一緒に大枠のルールについて考えました。

どんな状況になりそうか、現状はどうか、懸念点は、対応策は・・・。

もちろん、学生たちに決めたルールを提示することもできるのですが、一緒に考えながら決めていくことで、学生側の視点も知ることができます。運用上でのずれを無くすキッカケにもなりますし、こちら側の意図をリーダーには組んでもらえるので、良いかと。

事実の確認→課題の整理→対応策の整理

2.プロジェクトだけではできない解決方法を提案する

大学生チームだけで集まっても浮かばない方法もあったり、気づかない課題もありえます。今回であれば、「農作業の休憩場所として公民館をお借りしていた」ということがあります。炎天下で休憩も難しく、かといって施設内は難しい・・・

「テント買ったらいいんじゃない?予算は出すから」

学生チームだけだと、予算にも限りがあります。方法論としてもこれまでの経験を基にやるので、限界があります。そこに予算は、大人が出して対応みたいなことも、周りに大人がいるポイントかなと思います。

オンライン会議についても、既に僕らはツールとして使っていたので、使い方をそこで説明しながら便利さを実感してもらって、導入となりました。選択肢を増やすというのが、周りの大人にできることです。

3.何かあった時の責任の所在になる

今回のようなことは、さすがに大学生リーダーが責任を負うには大きすぎて決断できない状況です。僕も決断したからといって、どこまで責任を追えるのか見えない部分の方が多いのですが、決めることの責任を負って、学生たちが判断しやすくするのが、僕にできることかなと。

これは、なんでも責任をとればよいわけではないですが、自分自身が後見人の人たちが後ろに立ってくれてただけでガンガンつき進めた、20代のことを考えると、「やってみろ、一緒にあやまるから」くらいの感じはありなのかもしれません。

4.随時相談を受けられるように情報共有する

状況は日々変化します。大学生のチームも人も多くなってきたので、判断すること、気にしなくてはいけないことも増えてます。リーダーが背負いすぎないように、情報共有をしながらやっていきます。

情報共有は、LINEが大学生対象には良いかなと思います。即時性があり、普段の学生同士の情報共有も使う。ファイル・写真共有も可能。Facebookはあまり使ってない学生が多いので見落としがあるかもしれません。

地域・学生・コーディネーターという3者の場合は、FacebookメッセンジャーやEメールの可能性が高いですが、学生・コーディネーターの場合はLINEかなと思います。

大学生は学業が本業なので、コーディネーター側で得ている情報が多すぎることもあるので、その辺は図解したりバランスよく共有する必要もあります。

いろいろ細かいことがありますが、「大学生×地域」で面白いことをする場合、この辺を押さえておくと良いのかなと思います。

今日はここまで、今日のおまけページは今日良かったこと、最近地域で動いていることです。

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