なみさんとげんそう

夏休みこども科学電話相談室とNHK

「もしもしー」「こんにちは!」「うん、わかった」

元気いっぱいの声がラジオから響く。それだけで元気になる。

夏休み子ども科学電話相談室である。

車で子どもを保育園に送り出勤する時間帯が、夏休みこども科学電話相談室の時間と被っている。その中では上記のようなやり取りがされる。

全国でもトップの専門分野の人が先生となって、子どもの素朴な疑問に対して、なるべくわかりやすい答え方をしながら番組は進んでいく。

この番組を聞いていると、その視点があったかとか、深い質問だなぁと感心させられる場面がすごく多い。また、5歳とか小さな子に対して難しい言葉をなるべく使わないように説明する、各先生方の頑張りもまた凄いなぁと思うわけである。

更に凄いなと思うのは、藤井彩子アナ。言葉の変換力やフォロー力がすごい。子どもには難しいなと思った瞬間即座にフォロー、受話器の向こうの空気を読んでの動き。

最近は親の立場で聞いちゃうので、本当にありがたいシーンばかりが印象に残る。先生が質問に盛り上がっちゃって、専門用語がバンバン出たりしても、さっと、変換もしくは言い直し。これもプロの技。

他のアナウンサーの方もすごいけど、藤井さん凄いなぁ。

専門分野の人に直球で聞ける機会を作っているこの番組の価値はすごい。スポンサーとか関係ないNHKだからこそ、振り切ってできるんだろう。子どもにとっても、よくわからないことに答えてくれる大人がいるというのも、すごく素敵な機会だと思う。

先生方も緊張しながら答えていたり、もっとこういう答え方があったなぁと反省していると今朝は言っていた。こういうやり取りも素敵。

こんな番組を作ってくれるなら、受信料払っている価値があるなと思いながら、車を走らせている。

この感覚、NPO経営でも活かせるような気がするけど、まとまってないから、そこはまたの機会にしよう。とにかく夏の午前は、NHKラジオを聞いてもらいたいと思ったのである。

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