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卒業生に向けて(2020年度版)

世界中が激動の一年があっという間にたってしまいました。卒業生の追いコンまでオンライン開催という、新しい体験が続く日々です。3年生も追いコンの判断から企画と工夫してくれてありがとう。

卒業生のみなさん、おめでとう。四年間の鳥取生活はいかがだったでしょうか。数々の写真を見せてもらい、あらためて濃い日々だったんじゃないかと思います。

僕の個人的な感想ですが、今年の四年生は、堅実な学年だったなと思います。派手さはないかもしれませんが、ジワジワとやるべき部分をしっかりと進めてくれたり、言いにくいことも含めて、後輩のため、各プロジェクトのための視点を持って動いてくれていたと思います。ありがとう。

集落の人たちが、言葉を寄せてくれたように、みなさんの行動一つ一つが実は地域の大きなチカラになっています。そんなに気にしてないかもしれませんが、地域の人はしっかりと覚えてくれています。

就職活動などでひしひしと感じていたかと思いますが、本当に社会の動きがこの一年で変わってきています。僕もこの一年、ほぼ毎月行ってた東京にも行かず、その他県外出張もほとんどありませんでした。

それでも不思議なもので、ANAと一緒にプロジェクトをやったりと離れた人との仕事が始まったりしています。工夫して動いている個人・組織とそうでない組織との差が出ているなとも思っています。

四月からは地方・都市など様々な場所、所属する各組織で対応やスピードは違うと思いますが、変わりゆく動きに対応していく力がさらに必要になるかと思います。

毎年話していますが、あんまり心配はしていなくて、四年間で培った、工夫して楽しく進むチカラ、仲間と進めるチカラ、周りを俯瞰してみるチカラで変化と違和感に気づいていければ大丈夫だと思います。

コロナではっきりしたのは、健康であることの価値だと思います。ちゃんと食べて、ちゃんと寝て、面白いなと思うことに少しでも時間を割いて、心身ともに健やかな生活を送って欲しいと思います。

たまに、鳥取にも遊びに来てもらって、現役生や集落の人と会ってくれればうれしいです。移動がしやすくなったら、僕はまた全国を動く日々が戻ってくると思うので、その時はご飯でも行きましょう。相談はいつでも、オンラインでも乗れるので、何か立ち止まってしまった時は鳥取や、バンクを思い出してもらえればと思います。

あらためて卒業おめでとうございます。4月からの新しい生活が楽しさに満ちていることを願って挨拶の言葉にさせてもらいます。

NPO法人学生人材バンク 代表理事 中川玄洋

2019年度の挨拶

2018年度の挨拶


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