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大学生×地域の始め方(目的編)

大学生と地域の連携を生んでいるゲンヨウです。3日間の研修を終えて、自分として続けてきたことが、地域の自治体の方々には少しは役に立ちそうなので、書こうかなと思いました。

諸注意
(1)大学の学部学科など特徴がかわるため、うのみしないこと。
(2)自分の地域のキーマンをちゃんと探すこと

大学生と何かをやってみたい、地域に大学があるが連携できていないので、連携したいということを3日間でかなり聞きました。この需要に少しでも答える文章を書いてみます。

複数回の原稿で書く予定なので、記念すべき第一回。大学生×地域が欲しい時の目的について、最初に考える必要があります。

大学生のコラボ案件のご相談を受けるときに、大きく分けると4パターンあります。

1)大学生の労働力が欲しい
2)大学の専門性(調査・分析)が欲しい
3)大学生の企画力と実行力が欲しい
4)何も考えていない

4は論外なのですが、動き方が全然違うので、そこをまず整理してください。

1.大学生の労働力が欲しい場合、一番単純なのはアルバイトで雇うことです。集めやすいです。ボランティアとなった場合は、大学生の参加動機を作っていく必要があります。

2.大学の専門性(調査・分析)が欲しい場合は、大学の先生と組むのか、組まないのかというのがあります。大学生が単体ではそれほど調査能力はありません。学年によっては専門性がない場合もあるからです。一番良いのは、論文のネタにしてもらうような調査協力。あとは、大学の講義などカリキュラムの中で大学生を派遣してもらうのがあります。○○調査実習などの受け手になる事です。

3.大学生の企画力と実行力が欲しい場合は、そういう力をもった学生を探す必要があります。もしくは、地域内で仮説を持つこと。具体的に動くネタについて地域で方向性が決まっていると、まだ組みやすいです。

少なくとも、この3つの視点のうちからどれなのかを考えてください。なんとなく大学生が入ると元気になる、みたいなことはやってもうまくいかない(まず人が集まらない)のでやめましょう。

最近見たのですが、対馬のこの方法はうまいなぁと思いました。最近は、都市部の大学が地域と連携したい場合もあるので、その辺の受け皿を地域としても用意していますということです。

これはうまいなぁと思いました。

まずは、何のために大学生を地域に入れたいのか、これをちゃんと考えましょう。

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