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一発正解を狙う事よりも

鳥取で失敗もたくさんやっているゲンヨウです。講演などでも、最近は成功事例よりも失敗事例について話してほしいと言われます。失敗の価値がだんだん意識されてきたのでしょうか。

普段は大学生のプロジェクトの伴走やインターンシップの伴走、地域おこし協力隊の支援をやっているのですが、最近の大学生の一つの傾向に、一発正解を狙って、初動に時間がかかるというのがあります。

もちろん、何か事前に考えて準備をすることは大事です。盲目的に進んでも良くないです。でも、これ以上考えるくらいなら、とりあえずやってみて、そこから修正していこうという段階になっても、動き出さないタイプが一定数います。

高校までの勉強だと、答えがあってそれを問いていくという感じなのですが、社会へのチャレンジの場合は正解が無いことが多く、誰もわからないこともあります。僕もアドバイスはできますが、正解を教えるのは無理です。一緒に考えるくらいならできますが。

なので、一発正解を狙うために初動に時間をかけるくらいなら、その間に3回くらいやってしまって、振り返った方が社会ではうまくいくと思います。そういう風に学生たちにも話すようにしています。

失敗したらどうしようと思うらしいのですが、失敗はするもので、それに対してどう考えるか、次はどうするかを考えないといけないので、凹んでいる暇が無いのが社会かなと。

小学校とか中学校でも、こういう失敗をたくさんした方が良いって授業とかがあった方が良いのではないかと思っちゃうくらい、スマートに進めようとする傾向はあります。

失敗を褒める文化になるような、なんかそういう制度をうちの組織でも作ろうかな。

今日はこの辺で。

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