メガネ、イヤホン、マスク
銃、病原菌、鉄みたいな並びで顔面に全て乗っけてやった。もう今年の漢字は「マスク」にしよう。顔(と手)を覆えば誰でも外に出れる。髪染めもピアスもOKだし化粧なんかしなくていい。レストランは個室予約だ。顔にコンプレックスがある人も大丈夫。じろじろ見る奴もいない。敏感肌?それは問題だ対策を考えよう。気持ち悪い?犯罪が増える?すぐ変化の拒否しやがって!顔よりお前よくそんなツラと下っ腹で人前に出ていられるな!いいかお前みたいな(以下略)
感じるままに書き連ねたらさすがに口が悪すぎたんで省略した。要点だけいうと「ありのまま」を肯定してくれるのはアナ雪と母ちゃんだけで、旧い考えを捨てていかなきゃいかんのですよ日本の現状を見たら。昭和から解放!やっぱりマスクはガイ・フォークスだ!……みたいな感じでただのアンチ昭和のおっさんで、パンク・キッズか三流テロリストを抜け切れていない。これがtwitterだったら140字に収めてスパッと投稿してみんなにスルーされて終わり。でもnoteは投稿の前にコンビニでブレンドコーヒー飲みながらぼーっとアタマをリフレッシュした後に文章を読み返して少しクールに別の角度から考えることができる。本当ならツィート前でもできるんだけどね。
くやしいけど感情だけで解決できない
ましてやSNSならなおいわんや。出来たらもっと早くに世界は変わっている。俺もつい最近までtwitterで怒りを吐き出していたけれどそろそろ別のことをしてもいいのではと思った。【仮想敵】をイメージしてみよう。(ね、少しだけ頭イイ感じが出た。エモい)
仮想敵:旧い昭和の標準に囚われている人
目 的:仮想敵の排除
or 変質の促進
or やり過ごす
or 仲間を増やす
ここにきて自分が戦争に詳しくなく将棋下手で銃をもっていないことが判明。単純に仮想敵の排除は俺には無理。病原菌じゃないので影響力もなく他人を変えること自体そうできないので変質の促進も難しい。残されたのは、鉄のカーテンを作って仮想敵と対立するか協調したままやり過ごすか、時間は若者に味方するので絶滅を待つ手。しかし今すぐ何とかしないと日本の崩壊が止まらない(すでに始まっている)ので焦る。といいつつどうしたらいいか正直わからない。頻繁に思う。
そんな状況で自分にできるのは、自分自身が昭和のおっさんにならないよう必死につとめる事とこのようなエモいエッセイを描く事だ。どちらかというとデジタルネイティヴに「スキ」貰いやすいみたいなので30代でこんなことを考えている人がいると認知されるだけでもいいかも。
ほんとか?
「俺にできるのはここまでだ」でお前満足してんのか?これじゃただのエモさに浸るエモいエッセイストやんか。もうちょっと面白い発想はないのか。何かいい一言は…あ~、奴隷は変化を好まない。なんだそれ。今の俺の限界みたいだ。はいはいエモい!
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