人類史上最初のしくじりとは
サヘラントロプスから色々な人類が派生しやがてホモ・サピエンスが地球オンリーワン人類になるまでの700万年。化石で発見される骨で間接的にしか真実が予測できない科学の700万年を埋める旅。かっこよくいうと昨日まで俺はそんな旅をしてきた。
ある日、俺はサピエンス全史の内容をまるっと忘れた状態であっちゃんの動画を観た。ここからは動画の前半部分に限る。
(中田敦彦のYoutube大学「サピエンス全史①」)
https://www.youtube.com/watch?v=fud4-L2lnqQ
受けた印象は、血塗られた人類史だった。2001年宇宙の旅みたいな。次に初期人類進化させさせゲーム「アンセスターズ」にハマっている俺は、知識の補強のためある本を読んでみることにした。
【絶望の人類史】
目次を眺める。ハラリさんの本とかぶってね?
「更科功 パクリ」でググってみる。
当然、良いイメージと悪いイメージがある。
ま、いっか。色々な本で明智光秀の本能寺の変の動機が被ってておかしくないし歴史だし。読み進める。
読了後、人類史は「血塗られて」いないぞ。と思った。
歴史って大雑把に理解するのがめちゃ大事だしスタート地点だし楽しいきっかけだったりするけど、細かく虫の目で歴史を見ると、その広くて浅い印象と必ずしも一致しないのだと理解した。
この700万年。
化石からの推測だけど、ホモ・サピエンスはたまたま生き残った。うまーく環境に適応できた。
個人的に、人類最初のしくじりは「直立二足歩行」だ。
目立つし足は遅くなるしどんどん食べられていった。
逆に人類最初の革命も「直立二足歩行」だ。
両手が自由になったから家族に果物をプレゼントできるようになった。
実は定地を持たない狩猟スタイルは同族を殺してもあまりメリットはない。狩りは大人数でやった方が成功する。でも農耕が始まってゼロワンゲームははじまった。両手は果物から武器に置き換わった。
全然パクリじゃない。めちゃ面白かった!
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サピエンス全史をまとめたあっちゃんの動画。自分はこの動画やチャンネルを全く否定する気はないしむしろ超オススメするけど、本を読んで人類史の印象が修正された。
これはね、つまりその情報は【n次ソース】なのか整理しろってことなのだと考え至る。
サピエンス全史(一次ソース)
あっちゃん動画(二次ソース)
それを嫁に話す(三次ソース)
↓
嫁が「人類=クソ」と理解する(待て!)
絶望の人類史 (一次ソース)
あっちゃん動画(二次ソース)
このエモい文章(三次ソース)
↓
読んだ人、時間をムダにする(ごめん!)
「道を知ることと実際に歩むことは違う」
モーフィアス…映画「マトリックス」
一次ソースとは「自分が五感で感じたもの」ともいう。
大事なのはこっちで、でも現代のホモ・サピエンスはn次ソースに翻弄されている。もっと自覚的になって、もっと情報を浴びるのを楽しもう。ワクワクしよう、俺!
ちょうどよくホリエモンがこんなこと言ってるので読んでみて下さい。
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