これで改善!発達障害の【不注意】が和らぐ8つのスキル
ADHDの人は、不注意・衝動性・多動性を中心にした様々な特性があります。その中でも、不注意特性が一番強いという人は多いはずです。
ASDの人も、シングルフォーカス特性(注意が一点に集中して全体が見えない特性)があり、これが不注意につながります。
また、発達障害そのものがグラデーションであり、100%ASDや100%ADHDということは少なく、誰もが衝動性・多動性・不注意の特性を多かれ少なかれ持っています。
そして、その中でも不注意特性が一番厄介なのです。というのは、衝動性や多動性は、年齢を重ねるごとに減少していく傾向がありますが、不注意傾向に関して言えば、大人になってから改善したケースは非常にまれだからです。
よって、不注意への対策が必要になるわけですが、一口に不注意と言っても、実際には様々な形で現れます。
まず、約束・予定のすっぽかしや忘れ物があります。次に、注意散漫による日常生活や仕事でのミスや、ワーキングメモリ不足です。
さらには、不注意が片付けの出来なさや整理力の無さに結びつくこともあります。
最後に、注意力にムラがあるということは、集中力の低さとして現れることもあるでしょう。まとめると、以下の4つに分類されます。
これらの不注意特性をそのままにして、人生を送っていくと、自分に対する自信を確実に失います。なぜなら、ミスを防げず繰り返すことで、毎日のように、他人からの叱責や、自己嫌悪が発生するからです。
そこで、発達障害の不注意特性から生じる問題を、合理的に解決するスキルを8つ提供します。これは、私の当事者経験・他の当事者の意見・書籍の知識などを検証したうえで作り出し、有効だったスキルです。以下のような効果が期待できます。
では、具体的なスキルの紹介に移らせていただきます。
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