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ADHDあるある7選

直前になって、必要なものがないことに気づく

ADHDの人で、直前になって必要なものがないことに気づいて、あたふたする経験をしたことのない人はいないでしょう。むしろ、しょっちゅうの人が多いはずです。夜のうちに用意して、万全の気分で朝を迎えたはずなのに、家を出る直前になって、「はっ!そういえば・・」となります。

ADHDの人は忘れ物も多いですが、忘れ物なら、気づいたときはもう手遅れで諦めるしかありません。しかし、直前になって必要なものがないことに気づくことは、パニック状態が必要なモノを発見するまで続きます。

「なんでこんな大事なことが今の今まで全く意識に浮かんで来なかったのだろう?」と自己嫌悪になります。でも、なぜか毎回、最終的にはギリギリ間に合うことが多いのもあるあるかもしれません。

同じものを複数持っている

ADHDの人は、整理するのが苦手で、モノをよく失くします。ですので、

①モノを失くす
②新しく買う
③失くしたモノが見つかる

のパターンを繰り返します。結果、同じ種類のモノを複数個もっているケースが多くなります。新しく買ったあとで、たいてい、「内ポケットに入っていた」とか「ベッドと壁の間にはさまっていた」となって出てきます。私は使いかけの目薬を3つ、買いなおしのマスクを1箱、イヤホンを4つ持っていたりします。

当初の目的を忘れて、別のことに没頭してしまう

ADHDの人は、ある目的に向けて作業中でも、別のものに注意が向くと、そのままそちらに関心を持っていかれることがよくあります。ありがちなシチュエーションとしては、部屋の掃除かもしれません。

部屋を掃除していると、昔のアルバムやら、思い出の品物がでてきます。そうすると、目下の目的である部屋掃除は頭から消去されて、見つけたものに注意が移ります。もちろん、ADHDでない人もこういうことはありますが、元の目的に戻るまでの時間は、ADHDの人よりはるかに短いでしょう。

私はこの間、掃除中に子供時代に読んでいた漫画本を発見し、それを読み続けていたら3時間以上経過していました。そのあと、同じ作者の別の漫画も読んでみたくなり、Amazonで大人買い。その時には、掃除をするのが億劫になっており、次の日に先送りにしてしまいました。

話に割り込む

ADHDの人は、その衝動性の高さから、他人の話に割り込んでしまう人が多いと思います。例えば、仕事で相手の説明が分かりにくい時などに、まだ話している最中でも、ADHDの人は「分からない!」と思ったら、咄嗟に質問してしまいがちです

また、仕事の会話にせよ日常会話にせよ、ADHDの人は会話中に自分の番が来るより前のタイミングで話し出そうとしてしまい、他人と発話がかちあうことがよくあります。しかも、発話するタイミングが被っても、そのままお構いなしに話し続けてしまいがちです。普通こういう場合は、話し声が被ったことを察知して、お互いに譲り合うものですが、ADHDの人は強引に押し切る傾向があります。

やたらとモノにぶつかる

ADHDの人は、普通の人より多動性や衝動性が高いので、必然的にモノにぶつる・ひっかかる・踏む/踏まれる・こける、などの経験が多くなります。

ADHDだけでなく、ASD(運動神経に問題のある人が多い)や、発達性協調運動障害が併発していることも、こういったトラブルが起こりやすい原因かもしれません

かくいう私も、よく人やモノにぶつかります。例えば、ターミナル駅構内など、人混みが押し寄せてくる場所で、上手く人を避けながら、移動することを難しく感じることがよくあります。

昼夜が簡単に逆転する

ADHDの人は規則正しい生活のリズムを保つことが難しく、容易に生活パターンの昼夜が入れ替わります。ADHDは昼間、過度の眠気に襲われる人が多いことで知られていますが、そのせいで、夜の寝入りが悪くなり昼夜が逆転するのでしょう。

また、スマホ・パソコン・テレビなどに朝方まで夢中になることでも、昼夜の生活パターンは逆転します。もちろん、これはADHDの人だけに見られることではありませんが、ADHDの人の場合、過集中に陥ってしまい、適当な止め時を逃してしまうことがより多くなります

ダイエットが大変

ADHDの人はダイエットは苦手でしょう。なぜなら、ダイエットを実行するには、節制を伴う新しい生活習慣が必要だからです。

しかし、ADHDの人には、好きなものへの食欲をコントロールするのは難しいことです。また、新しいことを習慣化すること自体、継続力の低いADHDには困難です。成功しても、すぐにリバウンドがきます。ツイッターでも、ダイエットを成功させるのに非常に苦労したというADHDの人の話をよく聞きます。

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