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2021年12月のおすすめ

電子書籍のおすすめタイトルをご紹介!


東京とフィンランドを舞台に描かれる、一生に一度、運命の恋。

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雪の華/岡田惠和・脚本 国井桂・ノベライズ

余命を宣告された美雪の前に現れた悠輔。彼の窮地を救うため、美雪は百万円を差し出して、一か月の恋人契約を持ちかける。「恋人としてみたいこと」を次々叶える美雪は、〝最後に〟悠輔をフィンランドに誘う。ヘルシンキで美雪をより身近に感じた悠輔の気持ちは動いていくが……。東京とフィンランドを舞台に描かれる、一生に一度、運命の恋。


日本総領事館に勤める優秀な外交官・雪村隼人が失踪した。一気読み必至の傑作諜報小説。

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銀色の霧 女性外交官ロシア特命担当・SARA

ロシア・ウラジオストク。日本総領事館に勤める優秀な外交官・雪村隼人が失踪した。調査に乗り出した同じく外交官であり妻の沙羅は、ハニートラップの可能性を追求する中で、隼人が残した謎の「足跡」を発見する。その先にあったのは、日本を含む東アジアの安全保障を根底から揺るがす大いなる陰謀だった――。一気読み必至の傑作諜報小説。


83年〜2002年に放送された8本のスペシャル全話からピックアップした、現代人に響く黒板五郎の名セリフ。

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『北の国から』黒板五郎の言葉/倉本聰・著 碓井広義・編

金なんか望むな。倖せだけを見ろ。
そして謙虚に、つつましく生きろ。
我々が生きるべき“座標軸"を示した奇跡のドラマ『北の国から』放送40周年記念。
田中邦衛氏演じる黒板五郎が過ごした20年の日々を、名場面と名セリフで追体験する1冊。


俳優・安田顕の感性が光る、家族愛エッセイ。

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北海道室蘭市本町一丁目四十六番地/安田顕

父ヒロシには、右手の親指がない。若い頃、鉄を延ばす機械でマンガみたいに広げちゃったから。笑わせてばかりの父に昔話をせがむと、知らなかった両親の姿がそこにあった。兄が生まれた時、大喜びして母に菊の花束を贈ったこと。初めて買ったステーキ肉を、緊張した母が黒焦げにしたこと……。貧乏だったが、いつも笑顔と幸せがあった。俳優・安田顕の感性が光る、家族愛エッセイ。


北海道東部「道東」。氷点下の世界で過ごした日々のこと。センチメンタルエッセイ集。

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バスは北を進む/せきしろ

雪が降っている。スケートリンクを整備する人がいる。エンジンのかからない車がある。吹雪の中で信号機が光る。やがて曇り空しか見えなくなる……故郷で暮らした時間より、出てからの方がずっと長いというのに、思い出すのは北海道東部「道東」の、冬にはマイナス20度以下になる、氷点下の世界で過ごした日々のこと。センチメンタルエッセイ集。