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自宅で簡単にできる「テニスボール」を使った腰痛セルフケア #1 図解 腰痛は99%完治する

日本人の国民病ともいえる「腰痛」。マッサージや整形外科に通っても、ちっともよくならないという声をよく耳にします。そんな方に読んでいただきたいのが、柔道整復師で多数のベストセラーを出している酒井慎太郎さんの『1日1分 図解 腰痛は99%完治する』。腰痛がみるみる改善するセルフケアをご紹介します。もう、つらい痛みを我慢する必要はありません!

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みるみる関節がゆるんでいく

「痛みを少しでもやわらげるため、自分の力で関節のひっかかりをとったり、関節をゆるめたりすることはできないのか」――私はかなり以前より、多数の患者さんからこうしたリクエストをいただいていました。その声にお応えして編み出したのが『腰の簡易版・関節包内矯正』です。

腰の簡易版・関節包内矯正は、硬式テニスボールを使用します。いろいろ試行錯誤した結果、硬式テニスボールの大きさや硬さ、弾力性が関節刺激にいちばん適しているのです。

試してみたい方は、3個のボールをご用意ください。そのうち2個はくっつけて“腰用”に、残った1個は“サポート用”に使用します。“腰用”の2個は、次の図のように、上下左右にずれないよう、ガムテープなどで固定します。

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腰の簡易版・関節包内矯正を行なうのは、朝晩の2回が基本。毎日の習慣にすれば、固まったりひっかかったりしていた関節が徐々に柔軟性を取り戻し、だんだん本来の動きができるようになります。

みなさんの悩みの種の痛みやこりも、着実に軽減されていくはず。軽症段階の腰痛であれば、これだけで治ってしまう場合もあります

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また、「とりあえず、今は痛くない」という人も、予防のために腰の簡易版・関節包内矯正を行なうことをおすすめします

普段から関節をケアすることは、年をとってからも元気に動ける体をつくるための投資のようなもの。

今のうちから腰の重要関節をやわらかくしておけば、10年後、20年後の将来、痛みで悩まされずに済むでしょう。

それに、関節が軽やかに動けば、フットワークも軽くなり、心も体もはずんでくるもの。日々の関節ケアは、より若々しい体をキープするだけでなく、その人の毎日の暮らしを充実させることにつながるものなのです。

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